チョモランマ 2 〜千side〜 ページ9
「お前や百くんが好きだよ。だけど、2人がどんなひどい目にあってても俺は駆けつけないし助けられない。」
【あれ？Aは？】
その中に入ってないのは、特別だからか？
聞くと、IDOLiSH7だったら全力で助けに行く。そういうふうにしていった方がいいんだと言われた。
ちょっと寂しい･･･
『いいよ。Re:valeを助けるのは、私の仕事だよ。』
「お前な･･････危ない事するなよ？だからお前を助けないってキッパリ言えないんだよ･･･。」
【特別だからじゃないのか？】
「信頼してないとかじゃない。絶対いつか何かするって俺の勘が言ってる。」
『危ないこと、しないよ？』
ああ、前に言ってたな。
危ない事してないだろうなって僕が言った時。
万にも言われたって言った。
２人がコソコソ話してる。
聞こえない。
「２人、コソコソして･･･僕のなんだけど。」
「『別にそんなんじゃない。』」
「よく言うよ･･･」
Aは僕のだけど、万はAが好きじゃないか。
そう言えばと思い出して、川の話をすると、万に鼻で笑われた。
チョモランマ･･････
え？チョモランマ？
思わずAを見る。
本当に僕の心が軽くなるのが分かってたみたいに万に聞けと言った。
【凄いな、この２人は。】
お礼を言ったのに、昔がどうとか僕のことを容赦なく酷いように言われた。
まあでも、Aは前よりは僕の扱い酷くなくなったよね。
未完成な僕らを歌わないか聞かれるけど、トラウマだと答えた。
モモが一番好きな曲か･･････
Aは何の曲が一番好きなんだろう。
すると去ろうとする万の腕を、Aが取って引き止めた。
マネ子ちゃんの話をしている。
『いや、私、ずっと万がつむちゃんの事好きだって思ってて･･･でも違うんだって知ったから、今までからかって困らせて、ごめんなさい･･･』
下を向くA。
万の視線が僕に向く。
僕が言ったんじゃない。
そう思って、首を振る。
大体、万がAを好きなんて知ってる人、僕が知るわけがない。
「えーと･･･ナギくんが何か言った？」
【ナギくん。】
ナギくんは知ってるんだ。
『え？うん。万は、つむちゃんが対象だと思ってないよって。』
「それだけ？」
『それだけだよ？』
「そうか。ならいい。ヤスの中では“そうだった”んだろうから気にしてない。気にしないで。」
【そうだった？･･････ああ、昔言ってたって言ってたな。将来お似合いになるとか何とか。】
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ミズ ミズ(プロフ) - 伊織露維さん» いつもありがとうございます！気分はずっと書いていたいんですけど、体と時間は思うようにいきませんね(笑)でもお気遣いありがとうございます＾＾気をつけながら頑張ります！ (2019年8月5日 8時) (
レス) id: b42bdaf0d2 (このIDを非表示/違反報告)
伊織露維(プロフ) - めっちゃくちゃ好きです。更新を何より楽しみにしています。お疲れの出ませんように…。 (2019年8月5日 1時) (レス) id: 2aaf981a59 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miz | 作成日時：2019年5月31日 8時
