Ｍission撮影開始！ 2 ページ12
万「すみません。よく言っておきます。」
万が全然すまなさそうに言わない。
そこもツボにはまった。
『ぶ･･･っふふ･･･っ』
「ふふ、ゆきりんって呼んでもいいよ。」
「だ、誰が･･･？環くんが？万理さんが？僕が？」
そうちゃんと百だけがパニック。
『あはは･･･っ面白･･･っも、やめて･･･』
千も口を押さえて肩を震わせている。
万も静かに笑っていた。
２人が笑ってるシーンじゃなかったはずだから、私につられたんだろう。
たまちゃんだけが一人冷静にツッコんでる。
「ははは･･･はぁ、万に会えて嬉しかったんだよね、モモ。」
「それはユキもでしょ！･･･ヤスも？」
『いや、あんまり。』
万「えっ！？ひど！」
「あはは。バンさん、今日はよろしくお願いします！MEZZO"にガンガン話ふりますから！スーツ姿のバンさんも、めちゃくちゃ格好いいです！」
「ありがとう、百くん。今夜は最後まで一緒に盛り上がろうぜ。」
『ぶふ･･･っ』
ダメだ！！もう色々ダメだ！
私の笑いのツボが！！
さっきから！！
絶対低くなってる！
「ぎゃー！超イケメン･･･！」
「ももりん、騒ぎすぎ！！」
「か、格好いい･･･。」
「ごめん、つい･･･。ヤス、笑うなよ。恥ずかしくなってきた･･･百くんのファンコール受けてたら、昔の癖が･･･。」
『あははは！もう！メイク直してくる！』
「僕にも言ってみなよ。」
「お前を煽った事ないだろ。隣にいたんだから。」
「じゃあヤスに。」
「それこそ後ろにいたんだから正面で見ないって。千とAは大和くんと撮影も一緒だよね。あの子のことよろしくお願いします。」
「業務連絡かい。伝えとく。」
【しまった！記憶の事言っておこうと思ってたんだ！】
楽屋に向かいながら後ろの話を聞いてたのに、慌てて戻った。
『ごめん、万！』
百「あれ？ヤス、メイクは？」
『ちょっと夜、時間取れる？千や大和ほど、今日は撮影の出番がないんだ。』
「え？少しならいいけど。」
「じゃあ僕も。」
「ええ！？じゃあオレも！！」
『2人は、いらない。』
「「ひどい！」」
『じゃあ万、終わったらラビチャするね！』
言うだけ言って、メイク直しに楽屋に戻った。
【本当は百がいてもいいけど今日は月雲了の所へ行くはずだから、そっちは邪魔できない。】
MEZZO"と一緒の収録後、化粧を落として、千とＭissionの撮影スタジオへ向かう。
各々自己紹介をして、撮影に入った。
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作者名：miz | 作成日時：2019年5月16日 5時
