続ける決意表明 ページ2
朝、おかりんに言われた通りに仕事より少し早めに事務所に行った。
「社長からお話があるそうです。」
事務所に着くと社長室に通された。
「万理くん、見つかったんだって？良かったじゃないか。」
飄々とした風に岡崎社長は言った。
ああ、この話か。
まだ万はMEZZO”のマネージャーじゃないけど、そろそろかなとは思ってた。
百は不安げに千を見た。
「お前は何もしなかったくせに。」
「探したい気持ちはあったよ。億とは違ってね。それで、百。どうするんだ？」
百「どうするって？」
「うちに来た時に言っていただろう。Re:valeを辞めるつもり･･･いたっ！」
社長は、おかりんにファイルで頭を叩かれる。
千がいつもより何倍も早く動いて、社長のネクタイを締め上げていた。
私は思わず笑った。
千「ヤス、何がおかしいの。」
『おかりんも千も、百が大好きだなって嬉しくなっただけだよ。』
おかりんはホッとした様な表情を私に向けた後、社長を見て言った。
「社長、その件は片づいてます。」
「僕もデリカシーないけど、凛太郎もたいがいにしろよ。」
『千、デリカシーないの気づいてたの。知らなかった。･･･お兄さんは、言わなくても分かってるでしょ？』
そう言って社長を見た時、そっと手を繋がれた。
百だ。
百を見るけど、百の視線の先は社長だ。
真っ直ぐ見てる。
これから百が言おうとしている言葉が嬉しくて、微笑みながら手をそっと握り返した。
「辞めないよ。オレは･･･。オレが、ユキとヤスとRe:valeを続ける。歌っていく。」
その言葉に、不安そうに百を見ていた千とおかりんがホッとしたのが分かった。
5人で微笑み合う。
社長室を出ると、ライブの練習に行った。
「僕らはいいけど、ヤスはIDOLiSH7の曲もTRIGGERの曲も弾くんだから大変だね。」
汗をタオルで拭きながら千が言った。
百は、ももりんを飲みながら汗を拭いている。
『でもRe:valeのライブも私は出っぱなしでしょ？MC始まる時とアンコール前に、メイク直しと汗拭きのために袖に戻る以外は２人のソロ曲もずっと弾いてるから。そんなに変わらないよ。大変なのは連日ライブとかの時だよね。』
「そん時は腕も手も足もマッサージするよ！･･･あ。そういやさ、この福岡でさ･･･」
百が自分の鞄から雑誌を出してきた。
千も私も、百に賛成する。
「あと成功したら、この辺の日に･･･」
【ちょっと面白そう･･･】
時間ある時に準備しようと話をして、練習を再開した。
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ミズ ミズ(プロフ) - 汎用うさぎさん！ありがとうございます！描いて貰える事があるなんてびっくりで、とっても嬉しいです！夢主ちゃんですよね？リンク貼らせて頂きますね♪ (2019年5月9日 21時) (
レス) id: b42bdaf0d2 (このIDを非表示/違反報告)
汎用うさぎ(プロフ) - イラスト描いてみました。良ければ使ってください！http://uranai.nosv.org/img/user/data/3/6/b/36bc53eadf1a1bf4c404b48dc6d305f7.jpg (2019年5月9日 18時) (レス) id: 8e53fc3a0e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miz | 作成日時：2019年5月2日 18時
