笑顔のキミが好き【百】 12 (ページ8)

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NEXT Re:vale新企画　2 ページ8

「本日の企画会議の発案をある程度は今のうちに考えてくださいね。では、自分はもう行かなくてはいけませんので、会議が終わったら伺います！」

「会議･･･？」

百が不思議そうに、おかりんを見た。
おかりんは声を落として言った。

「ゼロアリーナの総支配人から呼ばれているんです。小鳥遊事務所さんも八乙女事務所さんも一緒です。」

「･･････オレ達、成功したと思ったけど何かあったのかな？」

３人が不思議そうにしてる中、私はニヤリとして言った。

『おかりん、Re:vale全員のスケジュールって意外とオフの日多いよね？』

「そうですね。多くはないですけど、午前のみや午後のみのオフは余りなくて、１日オフが意外とありますね。百くん問題があったので多少セーブしてたのもありますけど。」

「やった！デートしよ！ヤス！」

うーん･･･今日決まるって事は、デート･･･出来ないよね？全国ツアーだもんね･････

『じゃあ、夜になってもオフのままならね。』

私はそう言って微笑んだ。

「では自分はこれから行ってきますので。」

おかりんを見送った後、百が嬉しそうに言った。

「ウェア、３人で選ぼうね！」

『遊びと間違ってない？』

「いいの！みーんな楽しければ！思いっきり楽しいのを伝えよう！」

百がニコニコしてるから、自然と笑顔になる。

『そうだね。』

でも千は微妙そうな顔をした。
千、と呼ぶと、千は私を見た。

『仮病もずる休みもダメだからね？』

微笑みながら言うと千は少し引きつった様な顔をして、小さく「はい･･･。」と言った。

「あ、そうだ。ヤス。今日の夕方、天と猫カフェ行くんだけど一緒に行く？」

『あー･･････うん。行ってもいいけど、天が遠慮しない？』

「イチャイチャしなきゃいいでしょ？我慢する！」

「ククッ･･･我慢･･･」

え？笑うところ？

「笑いの沸点低いユキもイケメンだよ！」

『･･････そう･･････。』

もうなんて言っていいのか分からなくなるわ･･････。
さっきの事といい、こけら落とし前より何割か増しでラブラブ度があがってる気がする。

今だけかな？
でも千も言ってる事がラブラブ度があがってる気がするんだよね･･････

これにヤスとして対応するのか。
少しの不安を抱えながら千の車で移動して、雑誌の撮影と企画会議を終えた。

会議後に楽屋にいると、おかりんが急いでやってきた。