それぞれの反応 2 ページ34
おじさんの言葉に顔をあげた。
『事務所社長とマネージャーにOK貰っています。』
真っ直ぐ視線を交わす。
おかりんとはラビチャと電話で話した。
・
Aちょっと、百と千に内緒で相談したいことがあるんだけど。
おかりん分かりました。どんな内容でしょうか?
AIDOLiSH7にヤスの正体が私ってバラしてもいい?
するとすぐに、おかりんから電話が来た。
･･･「IDOLiSH7にヤスさんの正体バラすってどういう事ですか！」
うっわ、めちゃ怒鳴ってる。
思わずスマホを耳から離した。
『百が５年の期限と千と私の気持ちで歌が歌えなくなってるのは話したよね。』
･･･「はい、お聞きしました。」
『千にドッキリを仕掛けようと思う。時期は、こけら落としまでに。』
少しの沈黙の後、おかりんが言った。
･･･「それと、正体バラすのとの関連性は何でしょう？」
『IDOLiSH7に協力してもらう。そうね、ヤマさんがいいかな。演技力が抜き出てるし、千を騙せそう。』
･･･「危険なことはしないんですよね？」
『千が百のことに一生懸命だって分かってもらうためのドッキリだよ。危険じゃない。』
むしろ危険なのはヤマさんかもしれない･･･いやいや、そんな事ない。
･･･「つまり、IDOLiSH7にお願いするには、正体をバラして過去に“A”さんがRe:valeだったことを説明すれば協力を仰ぎやすいと、そういう事ですね？」
『理解が早くて助かる！』
･･･「百くんや千くんだけじゃなくて、まさかAさんまで胃が痛い原因を作るとは･･･」
『今更今更！』
･･･「･････････少々お待ちください。」
大きくため息をついた後、おかりんが暫くして電話口に出た。
･･･「社長の了解は頂きました。くれぐれも他に漏れないように万全の体制をもって臨んで下さいとのことです。」
やった！良かった！
『分かった！ありがとう！』
･･･「これっきりにして下さいね！本当に！」
おかりんが若干涙声だった。
だいぶ念を押されて、謝ってから電話を切った。
・
「分かった。でも紡がOKを出したらだよ。彼らのマネージャーは彼女だからね。」
『ありがとうございます！』
万が紡を呼んできて、話をした。
いやいやまさか！と、想像範囲内の反応だった。
「からかわないで下さい！いくら何でも別人だと言う位、分かります！」
『つむちゃん･･･』
信じてくれない･･････
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ミズ ミズ(プロフ) - 巫リオネさん» いつもありがとうございます！公開しました！教えていただきありがとうございました！ (2019年4月13日 9時) (
レス) id: 9f5e9cb3e5 (このIDを非表示/違反報告)
巫リオネ(プロフ) - コメント失礼します。いつも楽しく拝読させて頂いております！登場人物みんな可愛くてかっこいいです…！これからも応援してます！あと補足なんですが…それぞれの反応2が公開されていないみたいです…… (2019年4月13日 7時) (レス) id: e609e440af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miz | 作成日時：2019年4月6日 12時
