スペシャルミッション ページ42
百が食事をしながら言った。
「ユキも仕事終わったら来るって。そしたらアイナナ寮行こう！」
･･････デスヨネ。
『いつ知ったの。私の家と寮が近いの。』
「ん〜？寮はネットに広がってたよ。最近知った。もー、こんなに近いの妬くじゃんか！そりゃあ、しょっちゅう会うわけだよ。逐一報告面倒くさいよね！何で教えてくれないのさ！」
少し頬を膨らませながら言う百は、怒っているのか怒っていないのか分からない。
『ごめん･･･いや、わざわざ言うのもおかしいと思って･･･』
「結構何でも話してると思ってるけどな〜･･･」
パクパク食べる百の手が止まる。
『そう？言ってるようで意外と言ってない事多いと思うよ。特に百は千に言えない事多い。』
「う･･････痛いとこつくなぁ〜。」
『でも言えると、百は少しは楽になると思うんだけどね？』
「そう？」
うんうんと頷く。
ちょうどその頃に千から百にラビチャがあったらしい。
「もうちょっとで着くって。」
『ちょっと食べるかな？』
「でも野菜のメニュー、もうこれしか･･････」
言われてテーブルを見ると、塩風味の煮物しか野菜料理はない。
だいぶ食べた後だ。
『百、お腹いっぱい？』
「えーと･･･まだ食べれるけどユキが食べるなら！！」
『じゃあ煮物以外食べちゃっていいよ。私はご馳走さま！』
後片付けしてる時に千が来て、煮物だけ食べてから当然のように行こうと言われる。
『え？ヤスは、そこまで仲良いと思ってないよ？』
百「Aで行こう！」
百にコートを着せられて押された。
『なんで私まで･･････』
「Aの方が大和くんに映画出てって言うの、いいでしょ。」
『いや、絶対に帰ってこないよ。』
百「元からいないってこと？何で？」
『さっき出かけるって言って道で会ったもん。』
それに電話で騙される予定だろうし。
「大和に会ったの？･･････でも行こう！ナギのプロマイド手に入れたんだ！」
意気揚々と百が私の手を引く。
玄関を閉める時に手を離すとふてくされた。
かわいい。
【まぁいいか。この場面好きだし。･･････でも、百が王様プリン全部食べたり、みっちゃんのシチュー食べきったりするのは阻止しよう。】
そういや今日は、紡も来るんだよね？
記憶上、ドタバタコメディなはず。
皆にとっちゃ、精神的痛手を負う回だけど。
ああ、Re:valeだけ無傷か。
ちょっと胃が痛くなりそうな気持ちになりながら、一緒に行った。
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ミズ ミズ(プロフ) - 璃堵さん» いつも読んで頂いてありがとうございます！＆教えてくれてありがとうございます！直しちゃいました。すごく今更ですが（汗） (2020年7月20日 1時) (
レス) id: b42bdaf0d2 (このIDを非表示/違反報告)
璃堵(プロフ) - ストーリーにちゃんとハマってて、めっちゃ面白くて、めっちゃ好きです！！最後の話のがっくんが天にぃに九条紹介しろって言ってるところらへんで、ブラホワがフラホワになってました。揚げ足取ってごめんなさいm(__)m (2020年7月19日 23時) (レス) id: 252f69f9ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miz | 作成日時：2019年3月27日 7時
