3つのグループ 2 ページ41
『ところで、IDOLiSH7はいいけど、TRIGGER側は難しそうよね、楽パパ。』
「そこはカオルちゃんにお願いしよう！ヤスの化粧品と大好きな人のサインでいいんじゃない？」
「大好きな人？」
『あぁ、王子様。』
「そう、王子様！！」
「は？王子様？」
時々、既にナギに対しての反応が可愛かったりしているのを何度か見ている。
千にナギの事だと言うと、納得していた。
「ナギくんなら、グッズが販売されていたりするよね。」
『そんなの持ってるに決まってるでしょ？』
「非売品あるかな？ヤス、マネ子ちゃんに、あったら貰えるか聞いてくれる？お礼はユニットで！！」
『分かった。あと化粧品も新発売の持ってく。』
「よし！決まり！おかりんに報告後、TRIGGER側のOK貰おう。その後で各方面にオファー。」
話がまとまった所で、会議室をあとにしようとすると、百に呼び止められた。
「今日一緒にご飯食べよう！」
『夕飯？いいよ。』
「家に行っていい？」
『うん。』
「やった！ヤスのご飯〜！」
百が嬉しそう。
この後の予定は、ない。
化粧を落としながら考える。
百は雑誌インタビューだけあったか。
千は普通に撮影があったはず。
【買い物して材料足さないと。】
私が紡にヤキモチ妬いてる事を知ってから、百の押しが時々強い。
それまでは、強かったり普通だったり･･･普通って言っても、殆ど百があっちこっち行って、中々仕事以外の接点がなかったりだけど･･･でも百がよく行く飲み会が、最近減っている。
代わりに一緒に食べる率が高くなった。
千も一緒の時もあるけど。
･･････でも、ちょっと嬉しい。
うーん･･･私も単純。
買い物した後の帰り道、ヤマさんに会った。
「お。買い物か。」
『ヤマさんは出かけるの？』
「俺、飲みに行ってくる。」
『程々にね。』
「まぁな。あ、ミツがシチュー作ってるって。ヒマなら行けば？」
『でも今日は先約あるしな･･････』
･･････シチュー。
みっちゃんの美味しいだろうな･･･
【あれ？】
なんだかちょっと嫌な予感がした。
今日話したばかりだけど、百のフットワークは軽い。
それを踏まえると･･････
「じゃあな。」
『ヤマさん。誰と飲みに行くの？』
「ん？十さん。」
うへ･･････
『あ〜飲ませすぎないようにね･･･気をつけて。』
「？おう。」
ヤマさんと別れて、マンションに入る。
【百に、寮が近いのバレたのか･･･】
がっくりと肩を落とした。
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ミズ ミズ(プロフ) - 璃堵さん» いつも読んで頂いてありがとうございます！＆教えてくれてありがとうございます！直しちゃいました。すごく今更ですが（汗） (2020年7月20日 1時) (
レス) id: b42bdaf0d2 (このIDを非表示/違反報告)
璃堵(プロフ) - ストーリーにちゃんとハマってて、めっちゃ面白くて、めっちゃ好きです！！最後の話のがっくんが天にぃに九条紹介しろって言ってるところらへんで、ブラホワがフラホワになってました。揚げ足取ってごめんなさいm(__)m (2020年7月19日 23時) (レス) id: 252f69f9ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miz | 作成日時：2019年3月27日 7時
