逐一報告 ページ23
千の誕生日は、３人共仕事の後に家へ来た。
CM撮影の後に、BorWに向けてのインタビュー、その後にクリスマスライブの最終調整。
『明日、来るんだよね？ゼロアリーナの総支配人さん。』
料理を家で作りながら聞く。
「そうだよ！今、話しかけないで！！」
百が一生懸命、フルーツと格闘している。
百が生クリームを泡立てると言ったのに、飛び散って量が減ってきたから、結局私が泡立てた。
ナッペだけしてあげると、デコレーションは、やりたい！と言うので任せた。
いや、フルーツ乗せるのに、そんなに緊張する？
千の誕生日用だからか？
百の手が若干震えている。
でも楽しそうではある。
「まぁ僕達は、ほぼ決まっているから、推しておいたTRIGGER主体で見に行くらしいけどね。」
『でも最終決定日はBorWでしょ？』
「そうね。」
『まぁ実力は申し分ないから推すまでしなくてもTRIGGERになるんじゃない？』
作った物をテーブルに運ぶ。
ふと百を見る。
『ちょっと百、フルーツ盛りすぎ。』
「えっ！？ダメ！？」
『ダメじゃないけど、どこにhappybirthdayのチョコのプレート置くのよ？』
これでもかという程にフルーツで埋め尽くされてるケーキの上部は、既にスポンジが上の方には見えない。
沈まないか？これ。
あー！しまったー！と叫ぶ百に、フルーツを減らしてプレート置こうと言うと、渋々フルーツを減らしてくれた。
クリスマスイブという事もあって、チキンと野菜のグリルと、バーニャカウダにコーンスープ、パスタ。温野菜にザワークラフト。
『千〜、いいよ、こっち来て。』
テレビを見ていた千が手を洗ってから席に着く。
「美味しそう･･･野菜多いね。」
『千の誕生日だから。百、出来た？冷蔵庫入れよう！』
「A〜、プレートうまく乗らない！」
行って見ると、バランスが明らかに悪い。
触って良いか聞いてからフルーツを少し移動させてプレートを置いた。
冷蔵庫にしまう。
『ケーキは時間との勝負なんだから、ちゃっちゃとしないと。』
「いっぱい乗せたくなっちゃうんだもん！愛だよ、愛！」
「へぇ･･･いいね。楽しみにしてるよ、モモ。」
「うん！いっぱい受け取って！ユキ！」
笑顔で千の隣に百が座った。
私はその向かい。
夫婦漫才を止めて、３人でいただきますをして食べる。
百「そういや下岡ちゃんインフルエンザだってね。あともう少し休みだって。」
「その間の収録どうするの。」
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ミズ ミズ(プロフ) - 璃堵さん» いつも読んで頂いてありがとうございます！＆教えてくれてありがとうございます！直しちゃいました。すごく今更ですが（汗） (2020年7月20日 1時) (
レス) id: b42bdaf0d2 (このIDを非表示/違反報告)
璃堵(プロフ) - ストーリーにちゃんとハマってて、めっちゃ面白くて、めっちゃ好きです！！最後の話のがっくんが天にぃに九条紹介しろって言ってるところらへんで、ブラホワがフラホワになってました。揚げ足取ってごめんなさいm(__)m (2020年7月19日 23時) (レス) id: 252f69f9ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miz | 作成日時：2019年3月27日 7時
