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それが見えるようになったのは、月曜日だった。


大学の部活動が終わり、一つ年上の先輩と共に帰路につく頃


俺は先輩と並びながら本を読んでいた。


物語がクライマックスに入った時に先輩が口を開いた。








「2年クン、見えるかい?」






『何がですか?』






「頭の上のアレだよ」






『頭の上?』






「ほら、その辺歩いてる子とかさ」






『1年の奴ですね、確か音楽研究会に入ってました。


 頭の上.....残り1時間ってやつですか』






「そうそれ!君なら何か分かると思ってさ」






『頼ってくれるのは嬉しいんですけど、俺には分かりかねます』






「そうかい、明日他の部員の子にも聞いてみようかね」






『お好きにどうぞ』









次の日


残り1時間と頭の上に書いてあった青年が


交通事故で亡くなったと聞いた。執筆状態:更新停止中




















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時雨(プロフ) - 頗羅堕ワロタ (2016年8月27日 9時) (レス) id: 30c7dd4929 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ジャンプ愛好家 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mizuki07052/  
作成日時:2016年7月26日 20時

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