33話「文化祭実行委員」 ページ35
前話が文字数ギリギリだったので書けなかったのですが、最近ホントに更新亀ですみませんでした…
あと最高3位ありがとうございます!!
前回で過去のお話は終わりですので、諏訪くんワールドへゴー!←謎
ちょっと季節設定が混乱してますがお気になさらず((
++++
諏 「最近少し寒くなってきたな。こたつで寝たい」
「ちょっとそれは早いと思うよ諏訪くん」
隣人の気の早い呟きに、もうすっかりツッコミ玄人となってしまった私はすかさずボケを拾った。
確かに最近、気温が下がってきた気はするけれど・・・9月に入ったばかりだし、まだまだ寒いとは言いがたい。
むしろ気温が高い日の暑さは真夏日と等しいくらいだ。
そう言うと、諏訪くんは少し黙ってから、「さすがだな、二ノ瀬」と感心したように言ってきた。一体何が?
しかし、話が変わるが、9月といえばアレがある。そう、あれ。
全生徒がフィーバーし、ラブラブリア充が爆発的な量になる、あの・・・
先 「じゃー、文化祭実行委員は諏訪と二ノ瀬な。がんばれよー」
そうそう、文化祭。あれ自体は楽しいんだけど、実行委員とかやっちゃうと準備とかで忙しい上に当日も見回りとかあってすごくめんどくさいんだよn・・・ん?
ん?、んんん?
「実行、委員・・・?」
先 「おう、よろしくな!よかったなあ、諏訪と二ノ瀬しか立候補してないし、ぴったりだぞ」
混乱した頭から取り入れた情報が落ちないように、ゆっくりと首を回す。
諏訪くんの「ロボットのマネか、二ノ瀬?」という質問は無視した。
黒板に書かれた、「文化祭出し物と実行委員決め」の文字で、今が文化祭実行委員を決める時間だったことを思い出した。
いや、でもなぜそれに私が・・・手なんか上げてないのに・・・
先 「いやあ、それにしても諏訪と二ノ瀬はホントに仲良いいんだな。手なんか繋いじゃってよお」
イヒヒッと薄気味悪い笑い声をたてた先生は、ざわめく生徒に「ほい、じゃー出し物決めるぞ」と再び黒板に向き直った。
その間に、私はばっと自分の左手を見る。
骨張った私より大きな手に包まれて頭上に高く上げられた手。
「〜〜っ諏訪くんっ!」
こいつ何やってんだ。
心の底からそんな言葉が漏れた。
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あかり(プロフ) - ISLAYさん» ありがとうございます!!そうなんですよー!主人公よりかわいくあれ!と思って書いております←(^^ゞ (2018年11月26日 18時) (レス) id: 8b1d55c97a (このIDを非表示/違反報告)
ISLAY - 諏訪くんって、可愛いですよね。 (2018年11月26日 9時) (レス) id: a0fdea4e50 (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - まひろさん» ありがとうございます^^イラスト集が完結した分、こちらの更新が亀にならないよう気をつけていく所存です!← (2018年11月24日 14時) (レス) id: 8b1d55c97a (このIDを非表示/違反報告)
まひろ - とっても面白いです!!イラストが完結してしまったのは寂しいですが、小説も応援しております!!∩^ω^∩ (2018年11月24日 10時) (レス) id: 117c5ce46f (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - かぐやさん» ありがとうございます!!諏訪くん私も好きなんですよ~。ちょっと、いやかなり私の好みが組み込まれてます笑 (2018年10月28日 21時) (レス) id: 8b1d55c97a (このIDを非表示/違反報告)
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