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#A【恋人っぽいコト】 ページ28

ちょっと三葉の話が重くなってきたので、こちらに一度移行します!


いやあなんでしょうね、三葉の話書いてるとなんかドロドロしてくる・・・三葉くん不幸体質なの?←



+++++


貴方side






「誕生日おめでとう、千尋!」





千 「!・・・さんきゅ//」





本日は千尋の誕生日!


ということで、お試し期間中の私たちですが、一応恋人なのでお祝いします!





「はいっケーキ!ろうそく消してくれぃ」




千 「お、おぉ・・・」





千尋が息を吹きかけると、ふっとろうそくが消え、電気が消えていた部屋が一気に暗くなる。



分かっていたことなのに、反射的にビクッとする。





「で、電気つけるね!」




盛大にビビっているのをさとられないよう、慌ただしく立ち上がる。




だが、起こしかけていた腰は、中途半端に止まった。





腕をつかまれたからだ。





「な、なに千尋・・・わっ」





そのまま引っ張られ、千尋の胸におさめられる。





抱きしめられるのは告白の時以来で、心臓がうるさすぎるほどバクバク鳴った。




「ち、ひろ・・・?」




名前を呼ぶと、千尋が体を少し離し鼻が触れるぐらいの位置に千尋の顔がくる。




「どうし・・・」



千 「・・・A。俺、もー無理」




無理?それってどういう・・・







千 「我慢できない。キス、するから」





していい?でも、するね?でもなく、"するから"。




それが妙にドキドキして、まともに千尋を見れなくなる。





千 「・・・目、閉じて」




言われるままに瞼を落とす。




数秒後、唇に柔らかく甘い感覚があった。








「・・・お試しなのに・・・っ//」




千 「じゃ、今のはキスのお試しな」

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作者名:あかり | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年8月30日 15時

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