# 【空色】2 ページ24
司 「ほら、水島席つけ」
教室の後方に突っ立つ私は、その言葉で我に返った。
舞 「あ・・・すみません」
司 「おー。じゃ、授業始めるから」
何事もなかったかのように再開する授業。
椅子に座りながら、取り残されてるみたいだ、と柄にもないことを思った。
司 「いいか、今日は絵描くからなー。とりあえず適当に下書きしたら持ってこい。課題は空。じゃ開始ー」
丸投げだ。
これで授業といえるのか。
考えていると、いつのまにか教室から全員の姿が消えていた。
・・・あ、そうか空・・・
司 「ん?なんだよ、水島。お前ボッチ?ニヤニヤ」
まずその笑い方をやめろ。
舞 「・・・外行ってくるんで」
司 「ぉおーっと。悪ィ悪ィ。ちょっと冗談言ってみただけだって。ていうか全員外って、あいつら真面目かよ。
空なんて、こっからでも見えんのにな」
そういって窓を開ける先生。
確かに、そこからでも空は見えた。
けど、透き通った青空なんかじゃない。
今日は、曇りだ。
舞 「・・・先生、なぜ今日の課題を、空に?」
司 「ああ、曇りだからか?
・・・嫌いじゃないんだよ、この空。
いかにも"青"って感じより、いつでも見れるような微妙な空の方が、よくないか?」
正直、共感はできなかった。
でも、そういうのって悪くない、と思った。
司 「・・・いいよな、空は」
風になびく色素の薄い先生の髪は、先生のいう"空"色によく映えていた。
+++++
個人的に舞ちゃん結構好きです!
なんでこのままくっついてほしー!←
みなさんはどのキャラ&カップルが推しですか!?
リクエストくれればいくらでも書きm(((殴
・・・図々しくてすみません。
Aと千尋のイチャイチャ書こうかなーとも思ってます。
あと!お気に入り登録してくれた方!
評価してくれた方!
遅くなってすみません。本当にありがとうございます。
こんな駄作に・・・。頭が上がりません・・・
これからもよろしくお願いしますね!
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