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眠りかけた時
テーブルにペットボトルが置かれた音がした。
だけどすぐに顔を上げられなくて
出来たのは
「ミノ君〜
ありがと〜う」
ふにゃふにゃした声を出しながら
闇雲に手を伸ばしてお水のありかを探すだけ。
「ミノく〜ん
お水どこですか〜？」
手を動かすと
指先に冷たいものが触れ
ミノ君の手がそっと私の手を包んで
ペットボトルを握らせてくれた。
冷たくて気持ちいい。
優しいなぁ。
包んでくれた手は離れることなくそのままで
指先から伝わる優しさに癒される。
「ありがと」
心地良すぎてこのまま眠ってしまいたい。
「ミノ君は優しいねぇ
いっつも助けられてるよ〜
君が来てから
みんなともなかよくなれたし
ほんとありがとね〜」
自分でも分かってる。
完全に酔っ払いだ。
その証拠に
こんなことをされて普段なら平気でいられるわけがない。
だけど
酔っているおかげで素直に受け入れられるし
本音もどんどんこぼれていく。
「やっぱり甘えてい〜い？
帰りは送ってもらいたいなあ。
明日も忙しいのにごめんね」
こんなことじゃみんなにも迷惑かけるし
チャンミン君にはますます嫌われちゃう。
そういえば
チャンミン君はお酒の強い子が好きだったな。
なーんだ、私なんて全然だめじゃん。
「ミノ君はお酒弱い子は嫌い〜？
私はみたいなのはだめ〜？」
ミノ君の手の温もりは何でも許してくれそうで
思いつくまま言葉にしてしまう。
チャンミン君にはたとえ酔っていても無理だろうなぁ。
「ミノ君はお酒強い子より
運動できる子の方がいっか。
もー！
私運動神経ないからだめだ
ミノ君に好きになってもらえなーい」
好き勝手な事を言っていると
その手にきゅっと力が込められた。
こうやって
触れてもらうと大切にされてる気分になってくる。
「ふふ、嬉しい」
酔っ払うといいこともあるんだね。
テーブルに伏せてる私の視界は真っ暗だけど
ミノ君のおかげで
頭の中は一面
ほわほわと暖かい色が広がっている。
「ミノ君が年上ならよかったのにな〜」
そうすれば酔ってなくても
気兼ねなく甘えられるのに。
「こらー、
酔っ払いひとりに喋らせないで
何か言いなさーい！」
その言葉が最後の記憶となり
いつのまにか意識がなくなっていた。
「俺じゃだめですか．．．」
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みずほ(プロフ) - さちさん» キャラ変はお約束ですよね〜(≧▽≦)さちさんと同じく私も大好物！加えて嫉妬ですよ、きゃ〜！ミノが戻るまで終わりそうもありませんね。そんなミノはとっくにコンビニ出てランニングしております(笑) (2017年7月4日 22時) (
レス) id: 0564542d6c (このIDを非表示/違反報告)
さち(プロフ) - もうみずほさ〜ん 車内の熱気にこっちまでクラクラですよ\(//∇//)\ チャミったら攻める攻める！ドＳから甘々にキャラ変←いや大好物ですわ〜〜！ところでミノはいつまでコンビニで待たされるんでしょうか（笑） (2017年7月4日 8時) (レス) id: 84049eadc4 (このIDを非表示/違反報告)
みずほ(プロフ) - りんさん» りんさんこんばんは！やっとこさくっついたのでデレ多めなチャンミン君になってもらいました(*^▽^*)人様の車でどこまでデレさせるかが悩みどころですwwヒロインちゃんの自制心次第かも？ (2017年7月3日 21時) (レス) id: 0564542d6c (このIDを非表示/違反報告)
みずほ(プロフ) - ゆかさん» ゆかさんありがとうございます(*^▽^*)楽しみに待って頂けるなんて嬉しいです！それなのにどれも滞らせてすみません、没ネタが多くて書いては消しの繰り返しなんです(+_+)3つとも書き進めてますので、あと少し待ってくださいね！ (2017年7月3日 21時) (レス) id: 0564542d6c (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ツンデレデレチャンミン(o^^o)ヒロインちゃんと上手くいきますように？(o^^o) (2017年7月3日 13時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みずほ
| 作成日時：2017年5月5日 15時
