迫る春松竹 3 ページ44
side 藤原丈一郎
進藤「じゃあ、今日は終わり
解散」
進藤さんの言葉とともに順番に帰っていくJr達
一日中の練習やった事もありダラダラ残ることはなく皆すぐに帰って行って
やっぱり残るのはこれからバーチャルのお仕事をする俺と大橋の2人
それとパソコンにひたすら向き合って仕事をしてるA
バーチャル関係のスタッフさんはもうすぐでやってくる
優馬「お疲れー」
和也「あ、優馬や！！」
変装用の帽子を被った優馬がやってきた
大橋が何故こんなにもハイテンションで目を輝かせてるのかというと、
優馬「はい、これ。2人とも今から配信頑張って」
和也「やった、ありがとう！！」
優馬の手には差し入れの美味しそうなカツサンドたち
ここ数日暇があれば毎日のように稽古場に、それも稽古終わりの時間にやってくる
舞台の仕事が終わって丁度暇な時期らしく、顔を店にくる
勿論、俺ら目当てな訳ではなく、
優馬「A、持ってきたで」
大橋に渡した方ではないもう一方の袋をAに渡す
A「毎回大丈夫ですよ、申し訳ないので」
優馬「そうやって夜ご飯抜くやん
ほら、せっかく買ってきたんやから」
そんなことを言いながらAに自分の買ってきたご飯を食べさせて株を上げていく優馬
和也「大丈夫やで」
「は？何が？」
和也「俺は丈君がほんまに優しいこと知ってるから
俺は丈君を応援してるから」
「そんなカツサンド頬張りながら言われても説得力皆無やわ」
和也「これはちゃうやんーー笑」
コソコソそんなことを2人で言ってる中でも、少し離れた所では2人は隣合って座ってサンドイッチを開封してる
A「廊下に自販機あるので飲み物買ってきますね
和也と丈君何がいいですか？」
和也「俺コーラ！」
A「丈君は？」
「あ、俺…お茶」
A「優馬君何飲みます？」
優馬「いいよいいよ。笑
丈君がお茶で大橋がコーラやな
買いに行ってくる、A行こか」
A「え、私が買いますよ」
優馬「ええって笑
ほら、行こ」
Aの腕をとってそのまま部屋を出て行った
「…え、やばすぎやん？」
和也「優馬積極的になったなー笑
丈君頑張って！！」
「…普通に俺ら出汁にされただけやん」
廉とのんちゃんばっかりに気を取られてたけど、とんでもない所でとんでもないことになってたことに気付かされた
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柚月(プロフ) - ひびたんさん» コメントありがとうございます。 ただ今シングルマザー始めましたの作品は編集中でして、編集が終わったページを順次公表している次第です かなり不定期更新ですが、ご理解いただければ幸いです！ (2020年1月14日 22時) (
レス) id: 485849d8f0 (このIDを非表示/違反報告)
ひびたん - 突然すみません。いつも楽しく拝見させていただいています。他の作品も読みたいのですが、パスワードを教えてもらったりはできますでしょうか？ (2020年1月6日 23時) (レス) id: 02936c549c (このIDを非表示/違反報告)
ひびたん - こんばんは (2020年1月6日 23時) (レス) id: 02936c549c (このIDを非表示/違反報告)
かえる - 最初から読ませてもらっているのですが、毎回とても感動しています。本当にこのシリーズが大好きです。いつもありがとうございます。 (2019年9月11日 22時) (レス) id: 78c8ddfb0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚月
| 作成日時：2019年8月23日 21時
