迫る春松竹 ページ42
side 西畑大吾
春松竹ももうすぐに迫ってきたある2月後半の稽古の日
俺の考えた演出も丈君が考えたコントも確定して後は最後の確認ぐらい
A「え、マジでやるん？本気で言ってる？」
健「だって一人で見て落ち込みたくないやん！」
大晴「みんなで見た方がおもろいって」
A「自信ありすぎやろ」
淳弥「こっちは卒業プラス就職かかってんねんぞ
お前らと違って単位1つでも落ちてたらアウトやねんからな」
大晴「淳弥君だけリアルすぎるんですけど」
健「淳弥君抜きにしましょ、怖すぎるから」
淳弥「なんでやねん、一緒にやろや」
丈「はいはい、もう言い訳はええから
ほら、いくで？」
大晴「まってまってまってまって！！！心の準備！」
淳弥「自分は先に卒業してるからって余裕な感じ出すな、こっちは本気やねんぞ」
丈「はいはいはーい」
ケタケタ笑いながら適当に流す丈君と、その後ろでニヤニヤしながら大学生組を見下ろす丈君同様に去年卒業したリチャ君と大地君
「なにしてんの？」
リチャ「今から一斉に成績確認すんねんて」
「え、怖っ」
丈「俺がせーのって言ったら開いてな？いくで？
せーの、」
真ん中に並べられるスマホ4台
皆気になってその4台に群がっていく
大晴「まってまって！みんな離れて！俺が見えん！」
誠也「さすがA
フル単やなー」
A「いぇーい」
フル単に思わず誠也君とハイタッチするA
恭平「大晴君✕書いてるやん」
大晴「何個か落としたわ、でも１回の必修は取れてるわ。良かったーーー」
健「健ちゃんフル単です！どうも！！」
大晴「うそ、まじか、俺小島に負けたん？！」
「まあ大学の偏差値全然ちゃうからな。笑」
丈「3人はさておき、朝田さんですよ」
淳弥「よっしゃフル単やああああ！！！」
A「ご卒業おめでとうございます」
誠也「良かった良かったー」
恭平「え、A君フル単なん？全然学校行ってなかったのにやばすぎやん？」
A「最低限は行ってたよ。笑
何個か留学の分で単位免除されてるやつあるからかな」
健「え、いいな」
A「健ちゃん編入する？東大」
リチャ「やば、どキツイこと言っとる。笑」
チーフマネージャーだろうが副社長だろうが、こうやって今でも皆でワイワイできる関係でいることが嬉しい
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 468人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「紅一点」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
柚月(プロフ) - ひびたんさん» コメントありがとうございます。 ただ今シングルマザー始めましたの作品は編集中でして、編集が終わったページを順次公表している次第です かなり不定期更新ですが、ご理解いただければ幸いです！ (2020年1月14日 22時) (
レス) id: 485849d8f0 (このIDを非表示/違反報告)
ひびたん - 突然すみません。いつも楽しく拝見させていただいています。他の作品も読みたいのですが、パスワードを教えてもらったりはできますでしょうか？ (2020年1月6日 23時) (レス) id: 02936c549c (このIDを非表示/違反報告)
ひびたん - こんばんは (2020年1月6日 23時) (レス) id: 02936c549c (このIDを非表示/違反報告)
かえる - 最初から読ませてもらっているのですが、毎回とても感動しています。本当にこのシリーズが大好きです。いつもありがとうございます。 (2019年9月11日 22時) (レス) id: 78c8ddfb0c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：柚月
| 作成日時：2019年8月23日 21時
