蒼い燈 Aoi_Hikari 18 (ページ24)

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今まで通りとは 4 ページ24

康二「頑張るよ、俺は

ファンの人がいる限り辞めるつもりは無いし、

それにまだチャンスもいっぱいあるから諦めへんって決めたし」

「…ですね」

康二「別に公私混同して俺を新しいグループに入れろとかそういうんじゃないで？」

「分かってますよ。笑

康二君はそういうこと絶対嫌いじゃないですか」

康二「そうそう。

実力で勝たないと意味が無いと思ってるから」

「私もこれからも本気で関西Jrと向き合っていきますから」

康二「うん、皆Aのこと信頼してるから」

私がいきなり上の立場になって

急に同等ではなくなった

その戸惑いもあると思うのに信頼してると言われたのは嬉しかった

これからも真正面から向き合っていこうと思えた

康二「めっちゃ疑問に思ってたんやけどさ、」

「何ですか？」

康二「Aって今どういう立場なん？関西Jrのチーフマネージャー？

あ、でもバイトか」

「私もよく分かってないんですよ

とりあえず関西Jrのライブの構成とか考えたり関西Jrのグループやらも考えたり

まあ簡単に言ったらジャニーさんに良いように使われてる駒みたいな感じですよ」

康二「…それでも続けてるんや？」

「それは…あの事件があって世間に顔がバレてしまってもう普通のバイトなんて出来ないから…って言ってますけど、

…本当は、やっぱりジャニーズが好きなんやと思います」

康二「…そっか」

ジャニーズに入って

正直辛いこともやるせないことも鬼のようにあったけど

それでもやっぱりジャニーズは私の青春であり自分をさらけ出せる唯一の場所

もう関わらないと決めていても、やっぱりジャニーズが好きで仕方ない自分がいたんやと思う

康二「だってA、ジャニーズにおる時めっちゃ活き活きしてるもん」

「え？そうですか？」

康二「うん。めっちゃ楽しそう

また関西Jr戻ればいいのに」

「それは出来ませんよ…絶対」

関西Jrにいる自分をもう想像できないから________