Jr祭り 2 ページ12
「…え？私明日からアメリカで、それの準備や対応で、最後までは居られなくて」
滝沢「じゃあ関西のスタッフか誰かにお願いして」
「極秘なんですよね？そんなに知らせてしまったら、」
大倉「分かりました」
私の反論を遮ったのは大倉君やった
「え？」
大倉「滝沢君…デビュー発表の後になにわを入れたことも、別グループのことを非該当の金村や関西の人にやらせようとすることも…全部、僕らへの侮辱として受け取っていいんですね？」
「大倉君…っ！」
滝沢「侮辱？そんな言い方していいわけ？」
大倉「じゃあ何ですか？たまたまとでも言いますか？
僕だってそんな馬鹿みたいにカッとなっただけでこんなこと言ってるわけじゃないですよ。1日考えた結果です。
僕らは意地でも関西Jrを…勿論なにわ男子も守り育てます。なので不公平や非倫理的な行為は侮辱として受け取ってしまうので気をつけてください。では、会見の対応できる人探してください」
言い切った大倉君は、行くぞと言って私と共にその場を去ろうとした
すると立ち止まってもう一度振り返って、
大倉「あ、僕や金村を嫌うのは自由ですけど、それでデビューの忖度するのは無しですからね？それだけは社長さんお願いしますよ」
去り際にそう言い、そのまま関西Jrの大部屋へと戻っていく姿に慌てて追いかける
「ちょっと！あんなこといいんですか？！」
確かに私の本心を代弁してはくれてたけど、これを機に関西Jrがデビューのチャンスを失うのでは無いかという恐怖が襲ってくる
引き留めようとしてもそのまま何事も歩いていく大倉君
大倉「お前の気持ちも分かる。ただ、余りにもやられっぱなしは関西Jrのアイツらの為にならん
それにジュリーさんとはそれなりに良好な関係があるし大丈夫。ちゃんと計算して言ったから
滝沢君に流されてばっかりやったら大変なことになるぞ。気を付けろよ」
「え…っ、大倉君…！」
またスタスタと歩く姿に慌てて後を着いていき、大倉君に続くように関西Jrの大部屋に入っていく
まだ大倉君に言いたいことはあるのに、関西Jr達にバレてはいけないから何も言えず口を閉じることしかできへん
望「あ、A！！」
「え、小瀧君…っ、」
望「Aまた痩せたんちゃう？！食ってんのか！」
「まあ…っ、すみませんちょっと仕事が、」
小瀧君に捕獲される前に逃げないと大倉君と話す時間が無くなってしまう
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仁海(プロフ) - 久しぶりの更新楽しみにしてました！早く続きが楽しみです。 (2022年8月1日 18時) (
レス) id: d86cd8bbb0 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ - やっとこのお話の世界線で丈くんがみんなと同じ土俵に立って、恋をできそうですね。 (2021年7月28日 23時) (レス) id: 26e7d360ec (このIDを非表示/違反報告)
momo(プロフ) - 今まで占ツクで読んできた中で一番大好きなお話です！既に3回ほど読み返してます笑これからも更新待ってます！ (2020年8月30日 0時) (レス) id: 20091d926e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚月
| 作成日時：2020年7月30日 22時
