暗闇の世界で愛を誓う

〜四番目〜　成長。 ページ37

『…………』ﾁｬﾌﾟﾁｬﾌﾟ

暇だったから、赤い泉に来たものの…


暇なのは変わらないんだなぁ〜…
とりあえず泉に来たということもあって、一人で水遊び。

少しひんやりしていて気持ちいい。

四「………。」

　『ん〜……』ﾁｬﾌﾟﾁｬﾌﾟ

さて、次はどこに行こうか。

呑気にそんなことを考えながら、水を手ですくって遊んでいると…

四「……っ…」ｷﾞｭｯ

　『！？』

四「…ほんと、警戒心薄いよね…あんた。」

どうやら、背中に四番目が抱きついてきたようだ。

　『なんだ、四番目か…ビックリしたな〜っ』ｷﾞｭｯ

四「んっ………」ﾋﾟｸｯ

　『…』

どうしてみんな私が抱きつくとイヤらしい反応するんだろう。
なに？誘ってる？わざと？

…なんか興奮してきた(ｷﾘｯ
しかも相手は弟。

四「……？ねぇ、どうしたの？」ｽﾘ

やめろ体を擦り付けるな興奮する襲うぞうわああああyr(((


〜し〜ば〜ら〜く〜お〜ま〜ち〜く〜だ〜せ〜ぇ〜

…ｺﾎﾝ。

いや、冷静になれ私。
とりあえず……

　『なんでもないよ。…あんまりイヤらしい仕草してると襲うよ。』

四「はぁっ！？別にイヤらしくなんかないしっ！」

うん、そうだね…だって…

　『知ってる。無意識にやってるんだよね。
　 私は貴方をそんな子に育てた覚えがないわ！』

四「あんたに育てられたことなんか1度も…！……いや、あった。」

そうだぞ、五番目と六番目が来るまで、
最近までは、私がまだ幼かった四番目を世話してたんだからなっ！

　『…成長、してないね…』

私はふと目を下に向ける。

四「どこ見ていってんのさ！？そろそろほんとに気持ち悪いよっ！？
　 というか見るな！」



〜ギャグEND 迷言『…成長、してないね。』〜

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