暗闇の世界で愛を誓う

1番目&4番目　〈取り合い。〉 ページ19

__ﾁｭｯ


　『ん…ふぅっ……』ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

4「あふっ……んぁ…」ｷﾞｭｯ

　『ん……ぷはっ…』

4「はーっ……はーっ…」

　『よしよし、いいこいいこ。』ﾄﾝﾄﾝ

4「…はぁ……はぁ…」ｽﾘ…

　『……どう？寂しいのなくなった？』

4「…ぅん。なくなった。」

___ﾀｯﾀｯﾀｯﾀ

『ん〜？誰だろ？』

1「姉貴〜！」ｶﾞﾊﾞｯ

　『わぁっ！？』

4「…なんだ、あんたか。」

1「おい4番目、どういう意味だよそれ！」ﾑｽｯ

　『まぁまぁ…落ち着いて…んで、なぁに？1番目』

1「4番目だけずるいぞ〜！…なぁ、姉貴。俺も〜…」ｽﾘ

　『ん〜？』

1「はむっ…んぅ…」ﾁｭｰ

4「！？ちょ、ちょっと！」

　『……？』

···っ！？

　『んはぁっ…』

1「んっ…はぁ…」

……ﾌﾞﾁｯ

__し〜ば〜ら〜く〜お〜ま〜ち〜く〜だ〜さ〜い〜

4「…ﾁｯ」

　『4番目、手加減したんでしょうね？』

4「…さぁ？」

　『…はぁ、で？どうしたの1番目？』

1「…姉貴、最近オレのことほったらかしで、4番目ばっかり構うから…
　 (イテェ…(・言・))」ｸﾞｽｯ

　「どうしたらずっとそばにいてくれるのか、考えたんだ。」

　『…その結果があれというわけか。』

1「ごめんな？姉貴…」

　『まぁ、別にいいけどね。こっちも構ってあげられなくてごめんね？』ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

1「んぅ…あっは、いいぜ」ｽﾘｽﾘ

1番目は、嬉しそうに頬を染めながら目を細めた。
…実際、構ってあげられなかったのは本当だからね〜…

4「ねぇ…お姉ちゃん、ねぇってばぁ…」ｽﾘｽﾘ

　『あはは、ごめんごめん。
　 ちゃーんと4番目も一緒に構ってあげるからね。』ｷﾞｭｯ

4「…あ、あたりまえでしょっ…ほったらかしにしないでよね…」

　『大丈夫だってばぁ〜』ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

…今気づいたけど、二人とも服が大きく乱れて両肩が見えちゃってる。
1番目は両肩というより、下手したら胸が丸見えだな。
4番目はあと少しで片方見えそう。


あ、こんだけ落ち着いてるのは、6番目と5番目も
同じようなことあったんだよね〜…あのときはビビった。


(とりあえず、服を直してお昼寝しようかな。)



END 〈無防備な弟達。〉

1番目&5番目　〈かまって。〉→←6番目　〈おねえちゃん。〉　another story。(少し注意)

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