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裕翔side
わがままっていうのは重々承知だし、侑李の具合が良くないことも、なんでひかが行かせられないって言ってるのかも全然わかってるんだ。
でもどうしても楽しみにしていた夏祭りに2人で行きたくて駄々をこねた。
裕翔「いやだっゆうりといくんだもん！」
光「侑李は寝てなきゃ。裕翔いっといで？」
裕翔「なんで1人なのさ！」
光「んもー、わかんないこと言うなって！」
裕翔「やだやだっおねがいひか」
俺たちの小競り合いは両者譲らず少しの間続いた。
次の瞬間、ひかが大きな溜息をもらしてから
光「頼むから分かれって！治ればいくらでもいけるから、な？侑李死んじゃってもいいのか！？」
初めて聞くひかの本気の大きな声。
怖いより何より、侑李が死んじゃってもいいのか。とう言われて悲しかった。
ひかにだけは言われたくなかった言葉だった。
裕翔「……いやだぁいやだよ、、うぅ」
侑李と夏祭りに行きたい気持ちと侑李に生きていて欲しい気持ちがごちゃごちゃに混ざって、苦しい痛みとなる。
光「あっ……ごめんな、ゆうと、おれ……」
俺はそんな言葉を耳の片隅に残しつつ、借りてきたお揃いの甚兵衛をギュッと胸に抱いて病室を飛び出した。
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凪(プロフ) - まちゃさん» 嬉しい感想ありがとうございます！はじまりのメロディ読ませて頂いているのでコメント頂けて光栄です、、！ (2020年1月25日 18時) (
レス) id: 1693d0e47d (このIDを非表示/違反報告)
はっちゃん - ヒカリを読んで、0or50も読んで、最後に目頭が熱くなりました。明日読んだら…泣いちゃうかな。笑い これからも頑張ってください! (2020年1月21日 20時) (レス) id: 0d57913dc4 (このIDを非表示/違反報告)
まちゃ(プロフ) - ありやまの時のヒカリから見ていましたがすごい感動しました！友達の大切さもわかります！この小説も前作もとても素敵なお話でした！ (2020年1月17日 21時) (レス) id: a73d88ca23 (このIDを非表示/違反報告)
凪(プロフ) - なつめろさん» そのような感想を持っていただけて本当に嬉しいです、！ありがとうございます。 (2020年1月10日 23時) (レス) id: 1693d0e47d (このIDを非表示/違反報告)
凪(プロフ) - 僕としーちゃんさん» 嬉しい感想ありがとうございます！次も頑張ります、、！ (2020年1月10日 23時) (レス) id: 1693d0e47d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あむ
| 作成日時：2019年7月16日 12時
