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宏太(26)慧(20)光(8)兄弟設定
宏太side
宏太「…光！！工作したら後片付けキチンとしなさいっていつも言ってるだろ！」
俺が散らかった机の上を見て声を荒げると、テレビを見ていた光は肩をびくりと大きく揺らした。
光「…っ、宏にぃ、ごめんなさい！」
すぐに走って来て机の上のものをかき集める光。
目にうっすら涙を浮かべながら、小さな手で道具を持つ光を見て俺は我に帰った。
宏太「…ごめん光、少し強く言い過ぎたよ。」
光「ううん、いつも宏にぃが言ってることだから。」
色素が薄いふわふわの髪の毛を撫でると、もう光の目に張った涙の膜は無くなっていた。
普通の家では見過ごされるような些細なもの。
でもうちでは、少しの油断が大きな後悔に繋がってしまう。
俺がさっき光を叱ったのは、ただ単に机を散らかしていたからではない。
光が持ち出したお道具箱の中にハサミがはいっていたから。
3人兄弟の真ん中の慧が少し心を病んでしまっていて。
迂闊に刃物を出しておくと、自ら命を絶つ行為に使いかねない。
だから我が家ではキッチンの戸棚には全て鍵をかけてあるし、ハサミやカッターナイフもロックがかけられるところにしかしまっていない。
少しでも慧の意識の中から�犹爿瓩箸いΔ發里魃鵑兇韻襪燭瓩鵬兇睨萋�必死だった。
・
「しにたいなぁ、」
3人で夕食を食べていると、小さな空間に慧の呟きがひとつ。
もうこれは3年前からの慧の口癖。
息をするかのように、毎日毎日その言葉を口にする。
俺も光も聞こえているけれど、反応はしない。
それほど日常的な事になっている。
・
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新道踏切(プロフ) - リクエストお願いします！伊野尾くんが心臓病でいつも心配してくれるやん家族に反抗期で、冷たく当たる話が読みたいです(*^^*)毎回楽しく読ませて頂いてます！更新頑張ってください!! (2021年1月14日 8時) (
レス) id: 7158c48a17 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あむ
| 作成日時：2020年12月19日 20時
