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大貴side
いのちゃんは10分程で到着した救急車に乗せられて病院へ。
俺たち2人も早退届をもらって荷物をまとめ、タクシーに乗り込んだ。
大貴「……こんなの、初めてだよな。」
涼介「もっと早く、気がついてあげられてたら……」
なんであの時、俺たちは庇ってあげられなかったんだろう。
いのちゃんの体調も負けず嫌いな性格も分かっていたはずなのに。
考えれば考えるほど、後悔ばかりが押し寄せる。
涼介「無事でいて………、」
不安そうに俯く涼介の肩を抱き寄せて、きっと大丈夫だよって声をかけた。
そうでもしないと俺も落ち着かなかったんだ。
・
俺たちが着いて病室に案内されると、いのちゃんは目を覚ましていた。
涼介「いのちゃんっ！！」
涼介はいのちゃんを見るや否や駆け寄って大泣き。
涼介「ごめんねっ、ごめん、」
慧「謝るのは俺の方だよ。心配かけてごめん。」
大貴「もう、いいの？」
慧「ううん。しばらく入院だってさ。」
それは、薬ではコントロールが効かないほどいのちゃんの病気が悪化していることを意味していた。
大貴「今まで、失神なんてしたことなかったから……、すごく驚いた。そんなに悪くなってたんだな。」
慧「違うの。急じゃない。……最近ずっとこんな調子だったんだ。」
いのちゃんは目線を落としながら悲しそうに呟いた。
・
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りー。 - コメント失礼します！主様の作品とても大好きです！まだ読んでる途中ですが、もしよろしければHOPEの続きを出していただきたいです。検討よろしくお願いします。 (2021年2月10日 23時) (
レス) id: 669c167ab0 (このIDを非表示/違反報告)
青空と虹(プロフ) - 凪さん» 読んでいただいていると聞いて一人でにやけてしまいました笑 これからも素敵なお話、待ってます。 (2020年7月4日 21時) (レス) id: 4cc456b6d8 (このIDを非表示/違反報告)
凪(プロフ) - 青空と虹さん» コメントありがとうございます（ ; ; ）私も主様の作品読ませて頂いたことあります！特に「不器用兄弟」がすごく好きです。 スローペースにはなりますがこれからも読んでいただけると嬉しいです (2020年7月4日 13時) (レス) id: 1693d0e47d (このIDを非表示/違反報告)
青空と虹(プロフ) - こんにちは、いつもお話読ませていただいています。あたたかいお話が沢山で、いつも読み終わると満足感というか、胸がいっぱいになります。これからも、あむさんのペースで更新して頂ければ嬉しいです。いつもありがとうございます。応援しています。 (2020年7月4日 3時) (レス) id: 4cc456b6d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あむ
| 作成日時：2020年6月17日 19時
