偽女子モドキ〝緑〟 (ページ2)

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女子力　２ページ2

(大倉 side)

眠っ、、、

「···っくら！おーくら、大倉っ！」

『はっ。。あ、ヤスか。』

安田「ヤスか、ちゃうねん。こんなとこで寝んなや。」

あ、俺寝とったんや。

安田「クラス、別れたなぁ····。」

『え、そうなん？』

安田「おん···。」

まあ、でも毎日一緒に帰る訳やしええんちゃうの？

『じゃあ、そろそろ俺行くな。』

安田「お、おん。俺こっちやから、バイバイ！」

『はいはい。』(笑)

軽く手を振って4階の教室へ。

教室に入ると俺が遅かったのか、ほぼ全員が席に着いとった。

思わず、俺も座って辺りを見回してみる。

何十人もおるだけあって個性溢れとる。

そろそろ、入学式なようで廊下に並ぶ直前ってときに

ぎりぎりで、やって来たのが彼女。

眼鏡に三つ編みっていう、変わった方。

俺の出席番号の前なようで。

俺と１日違いの誕生日。

5月15日生まれの倉崎Aさん。

なんか、この人見たことあるんよな。

ーー

出席番号は誕生日早い順です。
本当にそのような学校があるので、使わせてもらいました(笑)

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