・ ページ23
俺より年上やのに先輩やのに可愛いし、甘えてくるときはとことん甘えてくるし。
ほんまに好き、大好きやったなぁ、
会いたい、会いたいよ、
なぁ淳太、俺な、信じてもらえるかわからんけど、
ほんまに、淳太のこと愛しててん。
ほんまやねん。
淳太はどんぐらい好きやったんやろ。
聞けば良かったな。
でもな、俺よりいい人なんかいっぱいおんねん。
幸せにしてもらえよ。
それか、幸せにしてあげてや。
俺ができへんかったから。
その分、淳太が幸せになるんやで。
ーーーーーーーーー
淳太はさ、あの日覚えてる?
俺が気まぐれに散歩行こって誘った日。
たしか、雪降ってたっけ?
俺、あの日がほんま大好きで。
二人で撮ったツーショット、病室に飾ってる。
また行きたいな、イルミネーション。
でも、叶わへん。
俺の夢、全部が叶わん夢や。
あぁ、俺死ぬんや、嫌やなぁ。
怖いなぁ、淳太。
淳太が今となりにいたら、怖くなかったかも知らんね。
淳太がそばにいたら、怖いものなしやから。
最期は淳太とちゃんとしたお別れがしたかった。
ちなみにこの手紙は神ちゃんにお願いして、隠してといてもらった。
我ながら天才の考えやろ?
淳太、約束、守れなくてごめん。
いっぱいした約束。
全部、破っちゃった。
ごめんなさい。
そして、ありがとう。
淳太やったら、許してくれるやろ?
俺は、ずっと上からみてる。
淳太の元恋人やって。
あっちでいろんな人に自慢する!
これから、いっぱいくしゃみ出るかもな笑
俺、また生まれ変われるかな。
人間がいいな、そのときは。
花でも、虫でも、木でも、微生物になったとしても、淳太に会いに行く。
絶対会うから。
またどっかで、会おう。
最後に、淳太、今までありがとう。
淳太のおかげで俺の人生は、幸せでした。
俺が好きなのは、俺の一番は、
淳太です。愛してます。
さようなら。
淳太大好き 大毅より』
24人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ちょこみんと | 作成日時:2021年6月30日 14時