【黒バス】『ふっ・・・モテ男の時期だぜ！』「へー悪女に気に入れられてテンション↑↑とか意味不明です。ハッ、ドＭが」『テツ君！？黒いよ！そして辛辣ぅぅ！』「はーはいはい」『流されただとぉ！？』★part２

fifty-four！ ページ16

「てっめ！フード野郎！」


指を差して、すごい剣幕で叫んだ男。
しかしこちらは全く見覚えの無い奴だ。


何処かであったか？

うーん・・・わからない。記憶を探っても出てこない。
そういう事は初対面！


『すみません、どちら様で』


「ふざけてんのか！」


『決してふざけてません。至って真面目です』


そう真顔で言うと、男は黙り、頭を抱え始めた。


「・・・てめぇ・・・バカなのか？」


頭を抱え、黙った男にいきなり失礼極まりない事を言われたんですけど！？
失礼だよね！


「失礼はてめぇだ」


『ど、読心術の使い手だとぉ！？』


「いや、思いっ切り声に出てたぞ」


『ふっ。やるな』


「てめぇもうクタバレ」


『辛辣だな！おい！初対面のクセして！』


「は？」


『え？』


何言ってんだコイツ・・・という目で呆れられたようにAを見る灰色の男。
Aはペントハウスから飛び降り、灰色の男の前に立ち上がった。

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