【黒バス】『ふっ・・・モテ男の時期だぜ！』「へー悪女に気に入れられてテンション↑↑とか意味不明です。ハッ、ドＭが」『テツ君！？黒いよ！そして辛辣ぅぅ！』「はーはいはい」『流されただとぉ！？』★part２

fifty-two！ ページ14

その後のAは言うと、花宮に夕飯を作ってもらっている時に梨奈の事を話していた。


『ねぇ！まこみゃん！』


「あ？」


『クソブスって前に言ってたじゃん』


「あーあの電話でか」


『そーそー』


パクリとAは出来上がった主食の一品を摘み食いする。


『なんか全然マシになったんだけど、なんでだろ？
全然、化粧も濃くないし、香水も軽めにやってるし、普通の子より可愛くなっちゃったんだよね。

昼、二人っきりで話した後から。
なんでだと思う？』


「(天然タラしが発動したのか・・・)」


全く自覚なしのA。
その理由が理解できた花宮ははぁーと嘆息をついた。


花宮曰く、Aはたまに天然タラしを発動するらしい。
それで幼稚園や小学校の時に物凄いモテて、人気が半端なかったという。


『ねえ、なんだと思う？』


「オレが知るか。てか、さっきから摘み食いしてんじゃねーよ。
コレ運べ」


『えー』


「食わせねぇぞ」


『運ばせていただきます真様』


台所からリビングへと行くAの背中を眺めながら、花宮は思った。


「(人気が出たのは大半が女子なんだけどな)」


その後、仲良くご飯を食べたとさ。

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