12人の妹〜孤独〜

自分で ページ11

Aside







公園を走って出て家まで


一直線に走った









自分の部屋に行きいつものように


ベッドにダイブする









手首の傷を見た






　「本当に楽になるのなら」







私は、机の引き出しから


カッターを取り出した








刃を出して手首に置いた






　「楽になる」









自分に言い聞かせて私は、手首を


静かにカッターの刃で切った






血が出てくる








しばらく眺めていると床に


血が付いてしまった







　「ヤバ…」





急いでテッシュで拭き取った








『トントン』





？「A入るよ？」





誰がドアをノックした






急いでカッターと手首を


自分の後ろに隠した







扉が開き入ってきたのは


優斗兄さんだった







優「Aご飯だよ」







　「分かった」









優斗兄さんは、部屋を出て


扉を閉めた









　「危なかったー」








安心した私は、手首を見た






　「ヤバ、制服についた」







血が制服についていた








制服を脱いで私服に着替えて


手首を包帯で巻いた









半袖だったからパーカーを羽織った









明日は、土曜日だから休みの間に


洗濯しようと思い


ベッドの上に置いておいた









部屋の電気を消して


リビングに降りた

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