最悪の事態 ページ10
中也side
太宰の野郎から電話がかかって来てから
俺はすぐに風見の部屋へと向かった
中也「A!!鏡花!!」
「中也?!なんでここに」
中也「太宰から話は聞いてる…風見からも」
鏡花「……何のよう?」
鏡花がAを守るように
前に出て短刀を構える
完全に俺を敵視している
中也「そんな風にみんなよ鏡花…俺は味方だ」
「鏡花、大丈夫。中也は信用できる」
中也「…っ///」
鏡花「Aが言うなら」
鏡花は短刀をしまい
Aの隣に座る
中也「これからどうするつもりなんだA」
「逃げたいけど…無理に逃げれば
隆一が何するかわからないし…」
中也「…だよな」
鏡花「だから今は風見を信じよう…
そうAと話した」
中也「そうか……」
「中也……太宰は何て言ってた?
電話…したんだよね…何か言われなかった?」
Aは静かに俺を見つめる
Aは今にも泣きそうな笑みを浮かべてた
平気そうに振る舞っていても
本当はやっぱり怖いんだよな
そりゃそうだ
今のポートマフィアに隆一がいるんだ
いつ何をされるかわからないこの状況で
平気でいられるわけないよな
中也「…必ず助け出すから待っててくれ」
「…っ?!」
中也「それが彼奴からの伝言だ」
「……っ…そっか…ありがとっ…」
Aは静かに泣いていた
そんなAを守るように抱きしめる鏡花
本当にこの二人は___…
中也「安心しろ、必ず”俺等”が救ってやる」
「……ありがと」
涙を流しながらも微笑むA
コイツの笑顔が俺の一番の報酬だ
・
・
・
Aside
「鏡花、寝れそう?」
鏡花「……うん…」
やっぱり不安だよね…
私は鏡花の頭を優しく撫でた
すると鏡花は安心きたように
微笑みながら眠りについた
「…可愛い」
私は鏡花の頬を優しく突きなら
微笑みを浮かべていた
?「随分楽しそうだね」
「…っ?!」
後ろから誰かに口を抑えられた
だ、だれ?!
なん、だか……い、しき、が……
どんどん遠のいていく意識
だ……れ、か……
私の意識はここで途切れた
・
・
・
「……んっ…、こ、こは…?」
目の前には見慣れない
寂れた天井
?「目が覚めたようだね」
「…っ?!!……隆一」
隆一「おはよう僕のお姫様」
最悪だ
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ミルクチョコ - れいかさん» そう言っていただけると書く力湧いてきます!!!頑張って更新していきます! (2019年12月11日 10時) (レス) id: 7bad47f6ce (このIDを非表示/違反報告)
ミルクチョコ - 宮園 瑛里華さん» ありがとうございます!!頑張って更新していきます! (2019年12月11日 10時) (レス) id: 7bad47f6ce (このIDを非表示/違反報告)
れいか - 私、文スト大好きで、しかも太宰さん推しです!すごくこの作品好きで、楽しみにしています! (2019年8月6日 22時) (レス) id: 691c487e62 (このIDを非表示/違反報告)
宮園 瑛里華(プロフ) - すごく楽しいです!続きが気になります!更新大変だと思いますが頑張ってください!楽しみにしてます! (2019年7月17日 2時) (レス) id: e2d3d76e70 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクチョコ - ご指摘ありがとうございます!!確かにドッグスで犬達てすもんね(汗)これからも精一杯がんばりますので最後までお付き合いくださいm(_ _)m (2019年7月13日 12時) (レス) id: 7bad47f6ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミルクチョコ | 作者ホームページ:
作成日時:2019年7月8日 0時