5話 ページ21
マタロウ「臼見沢先生が、まさか…！」
メラ「マジかよ…。」
フブキ「中々やるわね…。」
コマ「人は見かけによらないとはこの事だね…！」
しかしA以外のYSPクラブの面々は見事に騙される。
口々に感想を漏らすなか、ジンペイただ一人は激昂していた。
ジンペイ「許さーんっ！
俺とえんら先生ですらまだそこまで行ってないのに！ズルいぞーっ！！」
ジンペイが涙ながらに訴えるのを見て、マタロウは呆れながらツッコミを入れた。
マタロウ「何対抗してんの…。」
ジンペイは泣いていたかと思うと、次は怒りのオーラが身体中を纏う。
ジンペイ「ちっくしょ〜っ！今すぐ学園長に抗議だーっ！」
今にも動き出しそうなジンペイを見て、ラントは冷静に制止する。
ラント「いや、まだ早い。摘発するのは、2人に関係がある証拠をちゃんと掴んでからだ。」
ジンペイはそれを聞くと、怒りの炎を目の中に燃やしながら宣言した。
ジンペイ「よーし、俺が臼見沢先生の秘密を暴いてやる！」
メラ「さすがアニキ！」
ラント「(こっちの準備が整うまでの間、コイツらに見張らさせておこう。)」
そんな単純を擬人化したようなジンペイを見ながら、ラントはそんなことを考えていた。
───食堂。
ハンバーガーとポテトを食べるナユを、植物の影から覗くYSPクラブ。
しかしその横を臼見沢先生が通ったのを見て、直ぐに身を潜めた。
臼見沢先生は通りすぎ様に、ナユの事を横目で見て…去っていった。
それを見たフブキが、仮説を披露する。
フブキ「分かったわ！あの2人の禁断の恋のきっかけが！」
ジンペイ「本当か？」
フブキ「ある日…。」
.
(フブキside)
(ある日、お弁当を忘れてしまった来星さん。
1人で席に座っていると、臼見沢先生が近づいてきて…！)
臼見沢先生がナユにお弁当を差し出す。
ナユがそのお弁当箱を開けると…。
(それは、臼見沢先生のキャラ弁だった！)
真っ白なお米に海苔で描かれた臼見沢先生の顔を見たナユは、思わず笑みを溢す。
(それから毎日、臼見沢先生が来星さんにお弁当をつくって上げる日々が始まった。)
ある日はムンクの叫び風、ある日は懐かしのビンキチ、ある日は裸の学園長…。
ナユは毎日、臼見沢先生のお弁当を食べるのが楽しみになっていた。
(そして…！)
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ふらっぺ(プロフ) - ちーさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！ 少しずつですが、時間のある時に更新していくので亀の歩行を見守る気持ちで待っていてください((( これからも頑張りますね！応援よろしくおねがいします！ (2022年5月17日 21時) (
レス) id: 5173fe343f (このIDを非表示/違反報告)
ちー - 続きまってます！頑張って下さい！ (2022年5月16日 15時) (レス) @page34 id: 260906d624 (このIDを非表示/違反報告)
朱音@とれめい - ふらっぺさん» (´;ω;`)ありがとう…！いつか最高のクオリティーで！！ (2022年5月14日 21時) (レス) @page34 id: 8235c84220 (このIDを非表示/違反報告)
ふらっぺ(プロフ) - 朱音@とれめいさん» そっか……無理しないでね！ 何回も言ってるけど、いつでも待ってるから！また描けそうだな〜って時にでも描いてくれたら嬉しいな(*´ω｀*) (2022年5月11日 18時) (レス) id: 5173fe343f (このIDを非表示/違反報告)
朱音@とれめい - 花白ちゃんの絵没になりそう…( ；∀；) (2022年5月10日 18時) (レス) id: 06b52c3368 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふらっぺ | 作成日時：2021年11月25日 17時
