10話 ページ11
マタロウ「何で食べた？！」
ゴロミ「出せ！吐け、吐きまくれ！」
ゴロミがブルポンの尻尾をつかんで振り回す。
しかしその間に、ユウリは水槽から出てきてしまった。
ユウリ「脱出、成功だよ！
(やっぱり僕の超能力の方が、皆に楽しんでもらえるんだ！)」
沸き上がる歓声を眼にし、ユウリは得意な気持ちになる。
一方、ジンペイは？
今までは怨霊達の力を借りてきたが、今回はそうはいかない。
口からわずかに空気が漏れだし、今にも死にそうな顔をしていた。
マタロウ「どうしよう？！」
コマ「空気を確保しよう！」
『…まかせて！』
Aは右手を隠して、こっそりと指に妖力をこめる。
そして人に見えないように慎重に移動し、水槽に触れる。
すると、水槽に小さな穴が空き、空気の管のようなものが出来た！
ジンペイはその空気の管を必死にくわえる。
これで酸素は確保できた。
マタロウ「あれどうやってるの？！」
『念じたら、できちゃった…？』
コマ「すごっ！」
フブキ「もうズルとか言ってられない！このままじゃ、ジンペイ君が死んじゃう！」
ゴロミ「こうなったら、アタイが行く！」
ゴロミは我を忘れたかのように水槽に飛び込む…が。
『ご、ゴロミちゃん泳げないのーっ？！』
なんと泳げなかったのだ。
空気はあるもののバレないように、と小さな穴しか開けられないため死にそうなジンペイと、同じく溺れるゴロミ。
八方塞がりと思いきや。
バケーラ「どいてろおめーら！」
バケーラが水槽を持ち上げ始めたのだ！
ものすごい力で、水槽は段々傾いていく。
「お、おい！」
「まじか…。」
しかし、傾いた先にいるのは大量の生徒。
生徒達は急いで倒れてくる水槽から逃げる。
バケーラ「バッケ〜ッ！」
そしてとうとう水槽は倒れ。
中からはジンペイとゴロミが出てきた。
ジンペイ「ジャジャーンっ！ダイナミック脱出、大成功！」
「マジですごかったぞ！」
「水槽浮いたよね！」
「ダイナミックーっ！」
先ほどよりも大きな歓声に、ユウリは目を疑った。
ついさっきまで自分を褒めていてくれた皆が、自分を上回る刺激に奪われてしまったのだ。
ユウリ「何だよ、これ…。」
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ふらっぺ(プロフ) - ちーさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！ 少しずつですが、時間のある時に更新していくので亀の歩行を見守る気持ちで待っていてください((( これからも頑張りますね！応援よろしくおねがいします！ (2022年5月17日 21時) (
レス) id: 5173fe343f (このIDを非表示/違反報告)
ちー - 続きまってます！頑張って下さい！ (2022年5月16日 15時) (レス) @page34 id: 260906d624 (このIDを非表示/違反報告)
朱音@とれめい - ふらっぺさん» (´;ω;`)ありがとう…！いつか最高のクオリティーで！！ (2022年5月14日 21時) (レス) @page34 id: 8235c84220 (このIDを非表示/違反報告)
ふらっぺ(プロフ) - 朱音@とれめいさん» そっか……無理しないでね！ 何回も言ってるけど、いつでも待ってるから！また描けそうだな〜って時にでも描いてくれたら嬉しいな(*´ω｀*) (2022年5月11日 18時) (レス) id: 5173fe343f (このIDを非表示/違反報告)
朱音@とれめい - 花白ちゃんの絵没になりそう…( ；∀；) (2022年5月10日 18時) (レス) id: 06b52c3368 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふらっぺ | 作成日時：2021年11月25日 17時
