☆Em＿＿かくれんぼ＿＿ ページ3
「かーくれんぼしーましょ！」と遠くから少女の声が聞こえる。
声がした方へ目をやると、小麦色の髪の毛をたなびかせ、白いワンピースを着た少女が向日葵畑からこちらへと駆けて来ていた。
外人の様な白い肌に小麦色の髪の毛が似合ってとても綺麗だ。
彼女はうちの大学の生徒で、私は選択科目の担任をさせて貰っている。
彼女は勉強よりも遊ぶことが大好きで昼休みなんかは走って遊んでいるのを良く見かける。
最近は互いの家が近いということを知り、それを良いことに彼女が私の家に何故か毎回¨かくれんぼ¨をしに遊びに来る。
プライベートで教師と生徒が遊ぶなんて、此方の立場が危うくなるというのに。
それでもこうして彼女と遊んでしまう私も私だが……
そんなことを思っている内に少女はこちらにもう辿り着いた様で。
貴:先生〜？せんせー！
Em:あ……すみません、少し考え事をしていて。
そう言うと彼女はぷくぅと頬を膨らませる、その姿はまさに天使と言って良いだろう。
彼女は何時も笑顔で、弱さを見せたりしたり、泣いたりした所を見たことがない。
どんなことにもひた向きで、努力を欠かさない、そんな子だ。
彼女のそんな姿を見る度、とても強い子だな、と何時も私は感心してしまう。
Em:……
けれども今日は何時もと様子が違った。
何時も屈託の無い笑顔を見せてくれる彼女の顔が何処か曇っていた。
何時もと同じ様に接していたが、放って置ける筈もなく「何時もと違い表情が曇って見えますが、何処か痛むところがありますか……？」と声を掛けた。
瞬間、体には大きな衝撃が。
目線を下にすると彼女の頭が見え、「嗚呼、抱きつかれているのか。」と理解した。
……！！？？
抱きつかれている！！？？
Em:あ、あ、あのっ……Aさん……！！
貴:離れたくないっ……！
Em:Aさん……？
「顔を上げて下さい。」と言い彼女の顎を掴み此方に向ける。
そこには、金色の綺麗な瞳から涙を溢している彼女がいた。
彼女のその姿を見て「綺麗だ。」と思う頃にはもう口から言葉が漏れていて。
貴:え……？
ぽたり、と彼女の瞳から一粒の真珠が垂れ落ちた。
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はろる - 合作相手(仮)さん» いえいえ！！お力になれたならよかったです！楽しみにしてます！←最早ファン (2020年3月12日 16時) (
レス) id: fc9ad241ba (このIDを非表示/違反報告)
合作相手(仮) - はろるさん» 返信遅れてすみません！そしてリクエストありがとうございます！中々ネタが思いつかないのでリクエストありがたいです(●´▽`●) (2020年3月12日 10時) (レス) id: 424fa65185 (このIDを非表示/違反報告)
はろる - んぉぉぉぉ←何の声って事は置いといて、もう・・ホント好きですぅ・・・やはりニヤニヤしてまう・・・・４んでまいます・・・ｓｙｐさんが・・尊い〔吐血〕 そしてリクですがｓｎで夢主にとｓｎが｢嫉妬｣が欲しいです〔←黙れ 「」 (2020年3月11日 20時) (レス) id: fc9ad241ba (このIDを非表示/違反報告)
ヘタドイン(プロフ) - 私なんかが作った作品を本当に見に来て下さるとは思っておらず感動です・゜・(つД｀)・゜・（友達のは省く） (2020年3月11日 9時) (レス) id: cc6724ce3f (このIDを非表示/違反報告)
ヘタドイン(プロフ) - 月兎さん» あ、あああの、乙ゲーパロの小説を書いている神（方）ですよね……？ (2020年3月11日 9時) (レス) id: cc6724ce3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヘタドイン | 作成日時：2020年3月2日 20時
