#218 ジ「いやぁ良い劇やったな！寝とったけど」← ページ36
ころんside
「.........ころちゃんは、」
なーくん達に説明するのは後回しにし、僕等は2人、屋上へ向かっていた。
勿論、衣装は着替えてるぅとくんも女装は解いたけど。
やっぱり、こっちのるぅとくんの方が好きだ。
「僕がいつから悩んでるように見えましたか？」
隣で歩いていたるぅとくんはそう聞いてくる。
「え？えーっと、お泊まり会の日」
「......あー...そっか...」
「............」
はぁ、とため息を吐く彼。僕は今がチャンスとばかりに問い質す。
「何に悩んでるの？僕に言ってみ」
「...悩んでませんよ」
僕から目を背け、無愛想に返答するるぅとくんに背中を叩いた。
「はい嘘乙ー」
「えっ何で？！」
「だーから、るぅとくんは分かりやすいんだっての」
「う......」
「......僕には言えない？」
「......ごめんなさい...でもいつかは」
「............そっか」
申し訳なさそうに謝る彼を1度見つめ、僕は立ち止まる。
「.........？」
1歩先に行ったるぅとくんはこちらを振り向いた。
ポンッ
「......ころちゃ...ん？」
「......ならしょうがねぇや」
「...え？」
「だーって、るぅとくんには頼って欲しいけど、嫌われたくないし」
今は僕よりも身長の低いるぅとくんの頭を撫でながら笑う。
「でも...我慢しないでね？僕、いつでも聞くからさ」
「.........あり、がと」
「ん、いーって事よ」
そしてまた歩き出す。
あんな綺麗事を言ったのはいつぶりだろうか。
高校に入ってからはほぼ自分の言いたい放題だったからな...
隣で歩く彼にバレないよう、こっそり横顔を見つめた。
...最近の僕、少し我儘だったかも。
「(ごめんね、るぅとくん。君の事が好き過ぎて、君の気持ち考えられなかった)」
だから、今度こそ。
貴方の心の拠り所になれるように頑張るね。
とりあえず今は...
『.........るぅとくん、好きだよ』
顔が熱くなる。
そう、そうだよ。
「(るぅとくんに告白する！！)」
そう思うと急に世界が明るくなった...気がした。
#219 な「先生が頑張って花火打ち上げてくれたらしいよ！」→←#217 さ「ころんは厚底10cm盛ったらしい」
らっきーすとぷりめんばー！
るぅとくん＆ジェルくん
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鈴音(プロフ) - はちみつ。さん» はちみつちゃん！！ボードで話してたけど！おひさ！！ボードで話してたけど！←あっりがとぉぉ！お楽しみに！！ (2021年1月17日 8時) (
レス) id: 4c30bef867 (このIDを非表示/違反報告)
鈴音(プロフ) - ありす君さん» 青＆黄は永遠ですよね...(脳死) (2021年1月17日 8時) (レス) id: 4c30bef867 (このIDを非表示/違反報告)
はちみつ。(プロフ) - すずちゃん！！！すき！！！I LOVE YOU！てか久しぶり！続編も楽しみにしてまぁぁぁあす！！ (2021年1月17日 8時) (レス) id: 332114d2f5 (このIDを非表示/違反報告)
ありす君 - 鈴音さん» 有難う御座います！URL貼れるように、頑張ります！僕も青君と黄君は最推しです！ (2021年1月10日 22時) (レス) id: 844fa85ee9 (このIDを非表示/違反報告)
鈴音(プロフ) - ありす君さん» 青くんと黄くんは最推しなのでつい純粋に書いてしまいますw貼れる時に貼ってくれれば名前だけでも大丈夫ですよ！ (2021年1月10日 11時) (レス) id: 4c30bef867 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鈴音 | 作成日時：2020年7月19日 10時
