#209 ジ「夕方までにたっくさんの出店回ったで！楽しかった！」 ページ27
るぅとside
楽しい日というのは、時間の流れが早いもの。
茜色に染まる空を見上げて呟く。
「あ...もうすぐ日も沈んじゃうか...」
窓から外を覗けば楽しそうに笑い合う人々の姿。
僕が今いるこの廊下は比較的人が少なかった。
「(出店がもう閉店し始めてるからかな)」
今年度は例年に比べて売り物が完売する速度が早いらしい。
だからこそ、今までより早く閉じる店もポツポツと増えてきていて...
「会長！準備お願いします！」
「あ、はい分かりました！」
もう履き慣れてしまったスカートを翻し、走り出す。
＿＿＿＿夕方。僕達の劇が始まるのももう少し。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
「......厚底。」
舞台裏。客席にどんどん人が増えていくのを声と雰囲気で感じながら、目の前のいつもより数cm伸びたさとみくんに僕はそう言わざるを得なかった。
「当たり前だろ、お前168cmだったよな？」
「...はい、そうですが」
「そこから2cmのローファー。モデル級の高さになって俺と並んでも映えねぇって」
「......姫なら高い靴だろって言ったのは何処の男でしたっけね」
嫌味たらしく言うと「だ、誰だっけ...田中かぁ？」とシラを切る。
......うちのクラスに田中なんて居ませんがね！？
こんな風に演技が苦手な彼。王子役なんて出来るのか...
そしてブレザーが似合ってんのが地味にムカつく←
この高校ってブレザーでは無いから新鮮味があるからかな。
(ここの小説では動画の遠井さんシリーズでの立ち絵を高校の制服としています。ちなみに夏はカーディガンを脱いでシャツとネクタイのみです)
「(それに比べて僕なんて...)」
遠井さんに借りたスカート。
スースーする生足。
メイクのせいで重たく感じる瞼。
「.........死にそう」←
げっそりとした顔で呟く。
......僕等の出番は、もうすぐそこまで来ていたのだった。
「.....................。」
＿＿さとみくんがクスリと微笑んだのはだれも気付かない。
#210 な「始まる白雪姫の劇...！！」→←#208 さ「映画見て騒ぎ立てるジェルと莉犬面白かったなw(←悪魔)」
らっきーすとぷりめんばー！
るぅとくん＆ジェルくん
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鈴音(プロフ) - はちみつ。さん» はちみつちゃん！！ボードで話してたけど！おひさ！！ボードで話してたけど！←あっりがとぉぉ！お楽しみに！！ (2021年1月17日 8時) (
レス) id: 4c30bef867 (このIDを非表示/違反報告)
鈴音(プロフ) - ありす君さん» 青＆黄は永遠ですよね...(脳死) (2021年1月17日 8時) (レス) id: 4c30bef867 (このIDを非表示/違反報告)
はちみつ。(プロフ) - すずちゃん！！！すき！！！I LOVE YOU！てか久しぶり！続編も楽しみにしてまぁぁぁあす！！ (2021年1月17日 8時) (レス) id: 332114d2f5 (このIDを非表示/違反報告)
ありす君 - 鈴音さん» 有難う御座います！URL貼れるように、頑張ります！僕も青君と黄君は最推しです！ (2021年1月10日 22時) (レス) id: 844fa85ee9 (このIDを非表示/違反報告)
鈴音(プロフ) - ありす君さん» 青くんと黄くんは最推しなのでつい純粋に書いてしまいますw貼れる時に貼ってくれれば名前だけでも大丈夫ですよ！ (2021年1月10日 11時) (レス) id: 4c30bef867 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鈴音 | 作成日時：2020年7月19日 10時
