よん ページ5
準備が終わり、今度は違う部屋に案内される
まさかもう教祖と会うの…？とドギマギしていると察したように信者らしき人は口を開いた
｢まずは、他のご婚約者様との顔合わせです｣
なるほどね
それなら、と特に躊躇もせず襖を開ける
中に居たのは4人…私が最後か
部屋を見渡すと全員の視線がこちらに釘付けになった
…分かるわよその気持ち、だって私可愛いもの
そのまま足を進めて私の為に用意されたであろう座布団に座った
沈黙が続く
…気まずっ
と、先程から思っていたことがあるのだが
皆、目の色が特徴的だと言うこと
私を含めて、赤・青・緑・紫・黄と5色で色とりどりって感じ
何か意味でもあるのかしら？
心の中で喋りまくってると見かねた信者の方が｢互いを知る為、自己紹介等どうでしょうか？｣と助言をくれた
ありがとうおばちゃん！
すると赤い瞳をした子が口を開く
｢…私は一樺、歳は18｣
ツリ目が印象的な子だ
次に口を開いたのは青い瞳の子
｢…佳澄、歳は18です｣
さっきから目を伏せたままずっとニコニコしている
｢小百合です、歳は同じで18。よろしくね｣
緑色の瞳で細目が特徴的なおっとりした子だ
｢私は楓、歳は18よ。なんでこんなことになったのかは分からないけどまぁ、よろしく｣
一重で紫色した瞳の子はオシャレさんなのかハイカラな帽子を被っている
…私の番か
『私はAです、歳は18。まだ状況を理解できてないけど…よろしく、ね？』
胸に手を当て、目尻を下げるように笑った
皆美人だけど…ねぇ？
一｢…兎に角、皆あまり知らされずに突然ここに連れて来られたって感じよね？｣
小｢そうなのよ、急に嫁になれ、だなんて…｣
楓｢ほんと！意味分かんない！！！｣
特に交流を持とう等とは考えて居ない為、話には入らずぼーっと一点を見つめている
数分が経ったあと、襖が開き
｢教祖様の準備が整いました｣
と告げた後、移動するように促された
いよいよご対面か…
一気に5人の間に緊張が走る
長い廊下を進んでいくと奥に一際大きくて輝いている襖がそびえ立っていた
ここか
横一列に並ばされ、襖の前に立つ
｢準備はよろしいでしょうか？｣
そう聞かれ、みなゆっくりと頷いた
…なんか端っこって気に食わないんですけど(KY)
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:襟乃空ちゃん: - この小説は、私が夢小説というワードを知って、初めて読んだ小説なので更新してくれるのいっつも楽しみにしてます！ (11月16日 0時) (
レス) id: b670a6340b (このIDを非表示/違反報告)
:襟乃空ちゃん: - コメント失礼します！夢主ちゃんと私の性格が似てて、ヤバイです(語彙力皆無)童磨様ガチリアコ勢で、作中ずっっっっと心拍数ヤバイです((このような神作を作ってくださり誠にありがとうございます(血涙 (11月16日 0時) (レス) id: b670a6340b (このIDを非表示/違反報告)
みなみ(プロフ) - コメント失礼します。主様の悪女主系のお話大好きです！言葉遣いや、行間、ストーリーの進め方など全てのバランスが良くて、とっても読みやすいです！！こんなに印象に残った作品と作者様は初めてっていうくらいです！続き楽しみにしてます！頑張ってください！！ (8月30日 16時) (レス) id: d29c5267d6 (このIDを非表示/違反報告)
れーと - コメント失礼します。更新ありがとうございます！この小説大好きです！応援してます！ (8月28日 12時) (レス) @page41 id: f8da97e70e (このIDを非表示/違反報告)
よぞら(プロフ) - 更新待ってましたあ〜！！めっちゃよかったです！次も楽しみにしてます〜 (8月28日 6時) (レス) @page41 id: b69074ea7c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：パピ子
| 作成日時：2022年8月29日 23時
