さんじゅうなな ページ38
それから3人で色々話したりして…結構時間が経った
蜜｢やだ、もうこんな時間！｣
煉｢よもや！ではそろそろお開きにしようか｣
『時間が経つのはあっという間ですね…楽しかったです』
にこりと微笑むと口を紡いでこちらを見つめる煉獄さん
煉｢…やはり君には話に聞いたその男には見合わない。どうか、もう一度よく考えてほしい｣
『！、…そう、ですね』
先程3人で話していた時、教祖様のことを相談した
いきなり名も知らない宗教の教祖へ嫁がされたこと
他にも4人、嫁がいること
でも優しい教祖様にそこまで悪い気はしないこと
惹かれている、とは流石に言えなかったけど…
ものすごく、それはもうとてつもなく2人に反対された
そこで煉獄さんが結婚の契りを破棄しても良いのでは無いか、なんなら逃げてきても良い
その時は俺が対処する、とまで言ってくれた
出会ってばかりの私にそこまでしてくれるなんてすごく優しい…なんて、初心なフリはしない
ここまで言われたら嫌でも分かってしまう好意だけど、、、どうするか悩ましいわ
煉獄さんはとても素敵な殿方でとても一途だと伝わってくる
でも…心の中には教祖様が消えてくれなくて
なんでかしらね
ハッキリ言うけど教祖様ってちょっとチャラくない？
でも優しくて…悶々と考えるのも面倒になり、頭を振る
『とにかく今日はありがとうございました！またお話しましょうね』
そう言うと満足そうに頷く煉獄さん
そのまま別れて、お泊まりする為にみつりの屋敷へと向かった
ちなみにお代は煉獄さんが支払ってくれました
・
『まぁ！大きいお屋敷ね』
鬼殺隊って稼げるのかしら…
蜜｢そうかなっ？さ！入って入って！｣
広い屋敷の中を進んでいって居間らしき場所に腰を下ろす
『…そうだ、ごめん。今から手紙書いても良い？』
蜜｢？良いけど…何か緊急の用事？｣
不思議そうに首を傾げるみつり
『そういう訳じゃないわ、教祖様にね…心配してるだろうし』
…この私よ？例え離れていても手を抜く訳ないじゃない
今日の夜伽は瑠璃姫の番
傍にいないから方法は限られているけど…要は私に意識を向けさせれば勝ちよ
紙の上にサラサラと文字を書き連ねていく
蜜｢…心配してくれるなんて、思ったより悪い人じゃないのかしら？っでも、、、｣
1人百面相をしながら唸るみつり
『何かあったら言うからそんなに心配しなくても良いのよ』
眉を下げてそっと微笑んだ
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lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (7月18日 2時) (
レス) @page1 id: 604cc5e1ec (このIDを非表示/違反報告)
うゆ(プロフ) - パスワード解除ありがとうございます。 (2024年6月30日 21時) (レス) id: bd73e008cc (このIDを非表示/違反報告)
うゆ(プロフ) - いつも素敵な小説ありがとうございます。続編も見たいのですが、パスワードが掛かっていて見れませんでした。もし可能でしたら、パスワード教えて頂くことって可能ですか？ (2024年6月30日 20時) (レス) @page50 id: bd73e008cc (このIDを非表示/違反報告)
よぞら(プロフ) - 待ってましたああ！！更新ありがとうございます！！！ (2024年6月3日 1時) (レス) @page49 id: bb1e0ee73a (このIDを非表示/違反報告)
詩乃(プロフ) - 最近読んだ中で一番好きな夢小説です！！更新待ってます！ (2024年5月21日 0時) (レス) @page48 id: afb728284e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：パピ子
| 作成日時：2022年8月29日 23時
