じゅうろく ページ17
こんな簡単に感情が芽生えるハズ無い!!!
って思うかもだけど、逆にこんな簡単なこと誰も出来なかったっていうことじゃ無いの?
誰しも人間には感情があるの
人の温もりを感じれば、それに気付くものよ
教祖様は、昔から神として崇められてきた
親も、周りの人間も、
みんながみんな誰一人として彼を人間として接しなかった
温もりを、愛を与えなかった
そしたらどうなる?
愛を知らなかった故に自分で自分を塞ぎ込んでしまったのかもしれない
…本当に可哀想なのは、教祖様なのよ
『…私、童磨様の元へ嫁ぐことができて幸せです』
心から思ったことを零す
童「…会ったばかりなのになぁ、不思議とそんな感じしないよ」
ぎこちない動きでそっと頭を撫でてくれる
童「改めて言うよ…A、俺のお嫁さんになってくれるかい?」
『……っはい!』
・
じゃあまた後で、と部屋を出る
他のお嫁さんと比べて2倍くらいの時間かけちゃったから戻ったら何言われるか分かんないわ
襖を開ければ4つの鋭い視線が
佳「…あら、戻ってきたのね。とっくに追い出されたのかと思ったわ」
はぁ?うざっっっ
お前らなんかよりも愛を深めてきたから!!!
後悔しなさい不細工共が!!!
てか言ってくれたし!
・
童「そう言えば他のお嫁さんからとやかく言われてたけど…」
『(やっぱ言われてたか…)っぁ、ちょっとだけいざこざがあって…私、家庭でのこととか昔から何かと嫌われやすいんですよね…頑張って直していかないと!』
あくまで自分に非があるように、愚痴っぽくならないように言う
『…でも、その時は頼子さんが対応してくれて!凄く良い人ですね!』
こう言っておけば教祖様は頼子さんに詳しく聞くだろうし、そうなったら私の株も爆上がりよ
童「…じゃあ今度何かあったらすぐ俺に言っておくれ、そうでもしないと落ち着けないからね」
教祖様は頭を撫でてから眉を下げてそう笑った
『!はい、!』
・
てな感じで完璧に丸く収まったわ
(因みにここは作者が書き忘れてました土下座)
佳澄の発言に言い返したかったけど生憎頼子さんが居てそれはできない
目を伏せ
『遅れてすみませんっ…追い出されは、しませんでした…』
と軽く頭を下げる
頼子さんはもう涙目だ
こういうのも後で教祖様に言ってくれると嬉しいなぁ
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:襟乃空ちゃん: - この小説は、私が夢小説というワードを知って、初めて読んだ小説なので更新してくれるのいっつも楽しみにしてます! (11月16日 0時) (レス) id: b670a6340b (このIDを非表示/違反報告)
:襟乃空ちゃん: - コメント失礼します!夢主ちゃんと私の性格が似てて、ヤバイです(語彙力皆無)童磨様ガチリアコ勢で、作中ずっっっっと心拍数ヤバイです((このような神作を作ってくださり誠にありがとうございます(血涙 (11月16日 0時) (レス) id: b670a6340b (このIDを非表示/違反報告)
みなみ(プロフ) - コメント失礼します。主様の悪女主系のお話大好きです!言葉遣いや、行間、ストーリーの進め方など全てのバランスが良くて、とっても読みやすいです!!こんなに印象に残った作品と作者様は初めてっていうくらいです!続き楽しみにしてます!頑張ってください!! (8月30日 16時) (レス) id: d29c5267d6 (このIDを非表示/違反報告)
れーと - コメント失礼します。更新ありがとうございます!この小説大好きです!応援してます! (8月28日 12時) (レス) @page41 id: f8da97e70e (このIDを非表示/違反報告)
よぞら(プロフ) - 更新待ってましたあ〜!!めっちゃよかったです!次も楽しみにしてます〜 (8月28日 6時) (レス) @page41 id: b69074ea7c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:パピ子 | 作成日時:2022年8月29日 23時