先生と私【3年A組】#4

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海『瀬尾も武○から推薦もらったんだよな?』

瀬『まぁ…武○は基本空回りキャラだけどこういう事はしないんじゃないか?』

香『ちょっと待って
真壁、確か武○は春瑚の事…』

『っ……』

○『えっ、あ〜…うん…』




私は今どんな顔してる?
息苦しい。




香『瀬尾だって覚えてるでしょ
その……あの時は私達も悪かったけど…
武○は……止めようともしなかった…』

瀬『…………それは…』

海『何があったんだよ』

『…………見て見ぬふりされてたんだよ…』




*




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*




*




武『渡海〜、お前なんでそんなに濡れてるんだ?』




水道の前で、クラスメイト達にバケツの水を引っ掛けられた。
それを目の前で武○は見ていたのだ。




『………見てましたよね、目の前で
誰が私に水かけたか…』

武『………水色か…』




その言葉で私は視線をしたに向けると
制服が濡れて透けたせいで
下着の色がはっきりとわかるようになっていた。
変態教師か、この人。




『……………はぁ……失礼します』

武『あ、渡海!!』

『何ですか』

武『ここ、掃除しておけよ』





そう言ってその場から離れる武○。
元々嫌いだったが、更に嫌いにった日だった。




*




*





*





*





『まぁ、それだけじゃなくて
教室内での事も、イジメとか思ってなったんじゃない?』

○『あと、1年の時
渡海のこと無理矢理体育祭の全員リレーと借り物競争に出場させて、先生達の間でもあの時問題にされてた』

瑠『あー…そう言えばそんなことあったね』

『…………あと、○には言わなかったけど
武○に暴力受けてたこともあった』

○『はぁ!?何でだよ!!』

『…………武○の頼みを断ったから…』

須『頼みって何を』

『…………先生?
この先は今話していいこと?』




監視カメラに向かって問いかける。
すると放送が入る。




柊『いや、最短で明後日』

『そう…』

柊『お前らも、無理に問い詰めることするんじゃないぞ』




そう言って先生は放送を切った。




未『澪奈にも断られて
春にも頼みを断られたから…』

華『で、でもそれだけで…そんなことするかな?』

光『まあ、あいつバカだしなー』

『…………』

さ『………えっと…△にしておこっか…』




さくらにそう言われて
武○の写真の上に△を書く。
私はその写真の上から×印書いてやりたいけどね。

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