大好きだよ、ご主人様【うらたぬき】

おじゃまむし,うらた ページ19

「Aーどいてー」



あれからどうしても入りたいらしい作業室の入室をあっさり許した俺



最近だと構ってくれと言うようにPCの周りに寝転ぶ



それもしばらく作業して疲れたなと感じるときに限って



こいつ、俺に休憩させるかのように邪魔してくる



それが本当にそうなら天才だな、マジで癒やされてるよ



「ニャー」



「お前ーかわいi、あ、ちょ、キーボード押さないで」



構ってくれて嬉しいのか左右に振ったしっぽがキーボードに当たる



5行ぐらい無駄に改行されたんだけど



消して戻すと次は前足を使って俺の手に戯れてくる



「可愛いなぁ！もう分かったから、遊んであげるから待ってて」




だめだ、コイツのワガママには勝てない

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