大好きだよ、ご主人様【うらたぬき】

躾 うらた ページ12

とにかくAはいい子だった



まだ仔猫だから高いところに無理に登ろうとしないのもそうだけど



なにか漁ったり、トイレを失敗したり、何か噛んだりなどがほとんどない



その代わりものすごく甘えん坊だと発覚したのが休みの今日



久しぶりの休みだから歌みたを貯めておこうと思って機材室にこもるって数分後


扉の向こうからAの鳴き声がした



開けてみるとすぐに俺の脚に体を擦り寄せた



この一つ一つの行動が可愛くて仕方ない



けど、甘やかすだけは決して良くないのは分かっていた



少し胸が痛むが、ここはこれ以上構わないでいるのが一番いいだろう



もしここで甘やかして機材室に入る習慣がついてしまうと機材にホコリが溜まりやすくなる上に、仕事が進まなくなってしまう



「Aいい子だから、もう少し待ってて、終わったら存分にかまってやるから、な？」



扉を閉めたあともしばらく鳴いていたがそれもじきに治まった



これを糧に録音をめちゃくちゃ頑張って、存分にAをかまってやろう



てか、俺がA不足になりそう


＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
お礼

今朝見てみたら順位がついているとの通知が来てまして、朝方の時点で69位を頂いていたので50位くらいかな？と開けてみるとな、な、な、なんと13位！！！

驚きました(笑)しかも2時間ぐらいしか経ってないのにお気に入り登録者様が倍以上に増えてて……

頭がついて行けませんでしたよ(笑)


本当にありがとうございます!!!


そしてこれからもこの作品をよろしくお願いします！

ライバル→←,うらた

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す