弟のトモダチ〈BTS〉

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JM「ヌナっただいま！」


「おかえり

走って帰ってきたの？」


JM「そりゃあね！

どうだった？見つかった？」




ジミナは汗だくになりながらも、私のことを心配してくれた



とりあえずリビングに移動し、ゆっくり話すことにした





「はい、お茶」


JM「ありがと！」




ジミナは余程喉が渇いていたのか、コップに入ったお茶を全て飲み切った




JM「っで！どうだったの？見つかった？」


「うん、1つ見つかったよ」


JM「本当！？どこにあったの？」


「………」





これは言うべき……？


でももし、テヒョンくんの仕業じゃないとしたら？




ストーカーは私の寝顔を撮った時に、一度私の部屋に入り込んでる


その時に隠しカメラと盗聴器を、ぬいぐるみに埋め込んだ可能性もある



……憶測に過ぎないけど





テヒョンくんじゃなかったら、ジミナとの信頼関係も壊れるし


テヒョンくんに迷惑がかかる




あのぬいぐるみから出てきたってだけで、テヒョンくんが入れたとは限らない



ジミナの…弟の友達なんだから姉の私も信用しなきゃいけない





JM「ヌナ？聞こえてる？

どこにあったの？」



「えっ？あ、ああ……




















ベッドの、下にあったよ……」




言わなかった


いや、言えなかった






JM「ベッドの下か〜

そりゃ気付かないよね」




隠しカメラのことは言わないことにした



隠しカメラのことを言えば、余計な心配をかけてしまうから














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