弟のトモダチ〈BTS〉

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「ふぅ……」



クッキーの材料だけを買うつもりが、たまたまタイムセールがやっていて

少し多く買ってしまった




「……この材料ならロールキャベツも作れるかな」




ひき肉をこの前買ったから、ロールキャベツでも作ろう



ジミナは夕方の4時頃に帰ってくるらしい


さっきカトクが入っていた




今は昼の2時


十分時間があるし、たくさん作れそう



年頃の男の子の胃袋ってブラックホールだからね……






ーーーーーーーーーー




JM「ただいまー！」


？「お邪魔しまーす！！」




あ、ジミナ帰ってきた


ちょうどクッキーを焼き終えたところ




ジミナの声とは別に、ジミナより低い元気な声が聞こえてきた




ｶﾞﾁｬ



JM「Aヌナ！
ただいまー！

なんかいい匂いする！」


？「初めまして！
テヒョンって言います！

お邪魔してます！！」


「ジミナおかえり
クッキー焼き上がった所だから、手洗って食べてね

初めまして
ジミナの姉のAです

テヒョンくん、ゆっくりしていってね」




ジミナの友達のテヒョンくんは、とても整った顔をしていて笑った時の四角い口が特徴的だった





ジミナよりも背が高く、同い年には見えないほど大人びていた














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