弟のトモダチ〈BTS〉

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リビングのソファで、ただただ怖くて体育座りをしてジミナが帰ってくるのを待った




あと何時間あるんだって、話だけど……



例のカトクはブロックして削除した


カトクのIDも変えて、もう知らない人からカトクがくることはない





＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿でも




ﾋﾟｺﾝｯ





？《どうしてブロックするわけ？

俺はAのことが好きなんだよ
あんなやつなんかと早く別れてよ》




「どうして……？」





ブロックしたはずなのに……またカトクが送られてきた



それに、ユンギの存在を知っている



どうしよう、と思っているとピンポーンと家のチャイムが鳴った






ユンギ？と思って、ドアを開けると










TH「あ、Aヌナ！

ジミナはいる？」


「テヒョン、くん……」





そこに立っていたのは、ユンギではなくテヒョンくんだった




「あ……ジミナはバイトに行ってて8時まで帰ってこないよ」


TH「あーバイトかぁ

それじゃ仕方ないな〜」




残念そうな顔をするテヒョンくん


ジミナと遊ぼうって思って来たのかな…





TH「ジミナもいないし、俺帰るね〜」







ばいばーい！と帰ろうとしたテヒョンくんの腕を


私は無意識に掴んでいた






TH「ん？どうしたの？」


「……よかったら、上がっていかない？」





今、家にひとりでいるなんてできなかった











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