家族 ページ7
Aside
春乃｢2人とも凄い！何があったか全然分かんなかったよ！｣
祖父｢やはりAに刀を渡して正解じゃったな。｣
A｢おじいちゃんから貰った刀のお陰で私は仲間を守ることが出来る。感謝してもしきれないよ。｣
ニコッ。
祖父｢ほほっ！そうかそうか。それは何よりじゃ。｣
というか、おじいちゃんマジで元気すぎるよ。最初の一撃で決めるつもりだったのに躱されたし。
春乃｢あら？Aの刀袋に縛ってあるマフラーって…買ったの？｣
A｢いや、違うよ。相澤先生がくれたんだ。｣
春乃｢ふーん？Aってもしかして…相澤先生のこと好き？｣
A｢ぶっ！？な、何言って…！｣
春乃｢ほら〜！やっぱり図星だ！｣
祖父｢何じゃ！好きな男が居るのか！｣
A｢うっ…！！｣
バレてしまった…！
祖父｢どんな男じゃ？ワシも気になる。｣
春乃｢素敵な人よ〜。Aのことをちゃーんと想ってくれてるし。お父さんも聞いた事あるんじゃない？イレイザーヘッドって。｣
祖父｢イレイザー…、聞いたことあるような無いような…。｣
A｢だぁーっ！！もうその話はいいよ！飲み物買ってくる！｣
春乃｢あ、私も行く！お父さんちょっと待っててね！｣
祖父｢ほいほい。｣
スタスタ。
祖父｢ふふ…、好きな男が居る、か。Aが好きになる男ならばきっと強い男なんじゃろう。…“最後”に手合わせもできたし、ワシは満足じゃ。｣
ドサッ。
スタスタ。
春乃｢も〜、Aってば照れなくていいのに！｣
A｢照れるに決まってるじゃん！…というか、反対しないの？｣
春乃｢え？｣
A｢相手は担任の先生だよ？歳も離れてるし。それに…前に母さん、轟が良いみたいな事言ってなかった？｣
春乃｢反対なんかしないよ！相澤先生ならAのこと大切にしてくれるって思ってるし…、お似合いだと思うけど？｣
A｢！…そっか。｣
ガラッ。
春乃｢お父さん、飲み物買ってきたよ〜。｣
A｢おじいちゃ…！？｣
祖父｢……。｣
襖を開けたらおじいちゃんがうつ伏せに倒れていた。
タタッ。
A｢おじいちゃん！？どうしたの！？｣
春乃｢早く救急車呼ばないと…！｣
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れみ(プロフ) - 感動しました、とっても面白かったです！これからも無理せず頑張ってください！応援してます！！ (2022年11月14日 15時) (
レス) @page43 id: 1b5296e87c (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ餅 - 面白いです！更新頑張ってください！ (2022年11月4日 17時) (レス) @page47 id: 7e418e6972 (このIDを非表示/違反報告)
ベル - 一気読みさせていただきました！とても面白かったです！よく考えられてるストーリーで最高です！。更新頑張ってください。 (2022年11月1日 22時) (レス) @page47 id: 6b74fe665f (このIDを非表示/違反報告)
イマツギ(プロフ) - 続きが楽しみです。お時間があれば更新頑張ってください！ (2022年10月10日 22時) (レス) @page41 id: f5ff06f155 (このIDを非表示/違反報告)
パイナップル(プロフ) - このお話とっても大好きで何回も読み直してます…！！続き待ってます！ (2022年9月1日 3時) (レス) @page34 id: 16127b2cec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：嶺真 | 作成日時：2022年6月9日 23時
