陰 ページ27
ホークスside
ホークス｢色々話が違ってた。｣
荼毘｢そうだっけ？｣
ホークス｢もっと仲良くできないかな、荼毘。｣
荼毘｢ザコ羽しか残ってなかったんじゃねえのか？｣
ホークス｢嘘つきと丸腰で会うわけにはいかなかったからな。予定じゃ明日、街中じゃなく海沿いの工場だったはずだ。それにあの脳無、これまでのと明らかに次元が違ってた。そういうのは予め言っといてほしいな。｣
荼毘｢気が変わったんだ。脳無の性能テストって予め言わなかったっけ。｣
ホークス｢…あと、後から出てきたもう一体の脳無は何だ。｣
荼毘｢ん？ああ…ソイツは俺も知らねえよ。ドクターが勝手にやった事だ。俺も驚いたさ。それより…何で今日のアレが死者ゼロで済んでる？｣
ホークス｢…ゼロじゃない。1人、亡くなった。｣
荼毘｢！…櫻間春乃か？ははっ！よりによってアイツか…！こりゃまた面白いじゃねえか。｣
ホークス｢……。｣
荼毘｢…また連絡するよ、ホークス。｣
ザッ。
スタスタ。
ホークス｢……。｣
とりあえず、意識戻ったエンデヴァーさんのとこから見に行こう。
不安なのはサクラちゃんだ。目の前で母親を亡くしたショックは計り知れない。
精神的にとても不安定になっているだろう。いつ意識を戻すかも分からない。
ホークス｢何が…誰も死なせない…だよ。…俺は……。｣
Aside
『A…ごめんね。』
ドスドスッ。
『シネ。死んでシマエ！！』
ドロッ。
『か、母さ…』
A｢うわぁぁぁぁあ！！？｣
ガバッ。
A｢っは…はっ、はぁっ…！！｣
ズキンッ。
A｢痛っ…！はっ…はぁ…夢…？｣
今のは…夢だったのか…？……いや！！
ガタッ。
身体に取り付けられていたチューブや管を全て無理やり外し、立ち上がる。
ふらっ。ドサッ。
A｢あ、あれ…？｣
バランスが…上手く保てない…。
A｢！…そうだ。右腕はもうないんだ。｣
……という事は、アレも夢じゃない…？
自分の目で確かめるまでは…！
ガラッ。
ダッ。
立ち上がって病室から出た。
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れみ(プロフ) - 感動しました、とっても面白かったです！これからも無理せず頑張ってください！応援してます！！ (2022年11月14日 15時) (
レス) @page43 id: 1b5296e87c (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ餅 - 面白いです！更新頑張ってください！ (2022年11月4日 17時) (レス) @page47 id: 7e418e6972 (このIDを非表示/違反報告)
ベル - 一気読みさせていただきました！とても面白かったです！よく考えられてるストーリーで最高です！。更新頑張ってください。 (2022年11月1日 22時) (レス) @page47 id: 6b74fe665f (このIDを非表示/違反報告)
イマツギ(プロフ) - 続きが楽しみです。お時間があれば更新頑張ってください！ (2022年10月10日 22時) (レス) @page41 id: f5ff06f155 (このIDを非表示/違反報告)
パイナップル(プロフ) - このお話とっても大好きで何回も読み直してます…！！続き待ってます！ (2022年9月1日 3時) (レス) @page34 id: 16127b2cec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：嶺真 | 作成日時：2022年6月9日 23時
