第７章 怪盗団の面々 世界 ペルソナＱ２ ページ12
視点,月下 A
そして、映画館。
今の状況を教えて？」
「俺が、話す。」
一人、思った。
ここにいる皆は、誰も死ななかった、ハッピーエンドの時間軸の皆。
だから、明智も、荒垣先輩も、理も、琴音もいるんだと。
「...」
独り、思考にふけっていると、皆が何か聞きたそうな顔をしているのに気づく。
「...皆は何が聞きたいの？」
特に、リーダー４人の肩が大きく揺れ、動揺してるのがわかる。
理が口を開き、
「君は、あのとき確かに...死んでいた。何で...」
死ぬ、という単語に抵抗を見せながら、恐る恐る尋ねてきた。
「あぁ。簡単なことだよ。私は、不死身なんだ。」
はっ！？っと皆が驚いた。
「え...じゃあ、あの時消えちゃったのは...？」
「その世界での私が消えただけ。」
「...良かったぁ...。もう、失いたくなかったから...」
「ニュクスの力をもってしても、私は殺せないだろうね。」
「葬儀までやったんだぞ...？」と、悠。
「あれは偽物だ。」
えぇっ！？っとまたしても皆。
「...違和感があると思った。」
「良くできてたでしょ？ベルベットルーム製だから。」
私は、いたずらっ子のように、または、あのときのような
怪盗のように、笑った。
「うわぁ。桃華の人タラシの笑顔は健在かー」
と、双葉の呟き。
「双葉は相変わらず可愛いね。」
「なっ！なななっ！？」
顔が、赤い。
クスクスっと笑う。
「あ、杏。おいで？」
「え？うん。」
ぎゅっ
「杏、心配させてごめんね？」
「Aっ！近っ」
「杏が心配してくれて、嬉しい。」
「Aってば！」
「杏、大好き。」
プシューと、湯気が出そうなほど顔を赤くした杏。
「やっぱり照れ屋さんだね？杏は。」
「やっぱりって何！？」
「その様子だと、竜司も、おバカさんのまま？」
「バカってなんだし！？」
「冗談だよ。竜司も大好きだよ？」
「うっ、うっせー！！」
「で、祐介も変態のまま、と。」
「俺は変態じゃないっ！」
「知ってる。冗談だよ。祐介はまっすぐだもんね？」
「わ、わかってるならいい。」
「真も、春も元気だった？」
「えぇ。」「うん。」
「良かった。二人に何かあったら、ちょっと殴ってたかも。」
「ふふっ。ありがとう。」
「Aちゃんは優しいままだね？」
「さて、双葉、おいでっ！」
「Aー！」
「よーしよしよし。怖かったねー」
「Aー...」
「よく頑張ったね。」
「落ち着く...」
第７章 怪盗団の面々�◆ ＼こΑ．撻襯愁複傳押，擇桓隋¬醒劵ぅ船礇ぅ船磚�←第６章 関係性 世界 ペルソナＱ２
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滅月(プロフ) - もっちさん» ありがとうございます、今は忙しくてなかなか更新できていませんが、またいつか更新できるようにしたいです。 (2019年11月7日 21時) (
レス) id: 0a8fe9d129 (このIDを非表示/違反報告)
もっち - 凄いいいいい!!! いい意味でお手上げ侍! (2019年10月17日 19時) (レス) id: 5eaff2dd68 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - 蓮華さん» ありがとうございます！頑張って更新します... (2019年2月9日 10時) (レス) id: f8aa0f20cc (このIDを非表示/違反報告)
蓮華 - 面白いです！更新頑張ってくださいね！ (2019年2月9日 8時) (レス) id: e1993db95f (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - 。。さん» ありがとうございます！ (2019年2月8日 6時) (レス) id: f8aa0f20cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：滅月 | 作成日時：2019年2月8日 5時
