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『いっったぁ！！何すんの！』
「馬鹿かテメェは、どうせなら役に立ってから使い物にならなくなれや」
爆豪はそう言って地下を歩き始めた
『どこ行くの？』
「訓練場って言ったって上に上がるルートくらいあるだろうが、そこは俺が見つけてやる。テメェはその後アイツらの場所ざっくりでもいいから割り出せ」
そう言って瓦礫の中をズンズンと進んでいく爆豪の後を慌てて追る
『これ使う？訓練場が地下だったからヤオモモに作っておいてもらった懐中電灯。反則かな？』
「そこまで見通して訓練なんじゃねぇの」
爆豪はそう言うけど私の差し出した懐中電灯は受け取らずに進んでいく
『使わないの？』
「…さっき転びそうになってただろ、お前が使ってろ」
───────
「……あったぞ」
残り時間がどのくらい残っているのかも分からないほどに進んだ頃上へと繋がる階段を見付けることに成功した
「おら、さっさとしろよ。時間がねぇ」
『分かってる』
私はコスチュームのイヤホン型の聴覚アップ装置を耳に付けて1つ深呼吸をした
───────
聴覚を上げられる時間はまだ短い。約5分しか私には時間が無いしその後は使い物にならなくなってしまう
瓦礫の中を走りながら前を行く爆豪に指示を出す
『その角を左！そのまままっすぐ……そこ右に曲がって……』
爆豪速い……！いや、知ってはいたけど爆破で走られたら私には追いつけない……
『ちょっと、待って……』
「あ？……ったく仕方ねぇな」
そう言って爆豪は私の元に戻ってくると私を俵担ぎの状態にして片手で爆破をしながら走り出した
『ひいっ……！怖い！！待って、！』
「うるせぇ、落ちても指示辞めてもぶっ殺す」
そう言う爆豪の方が怖くて爆豪の腕にしがみつきながら指示を続けていると障子と常闇の声が聞こえてきた
障子「こっちに向かってくる音がしたから来てみたんだが…どういう状況だ？」
「んな話後にしろ、おい椅子女まだ耳は使えるかよ」
爆豪にそう言われて片耳のイヤホンを取り出す。発目さんに作って貰ったこのイヤホンは聴覚上げのサポートだけじゃなくて私がどのくらいの時間聴覚上げをしているかも表示してくれる
『…1分半くらいなら』
「俺らはあっちの仮装敵をぶっ殺す、テメェらは向こう行け、ここまで来る道に仮装敵は無かった」
そう言ってまた爆破で走り出した爆豪。私は慌てて懐中電灯を2人に向かって投げた
『それ使って！』
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ブックオフなのに本ねぇじゃん！！！ - ふっはぁぁぁぁあ…！！神ですね笑！もう、もう、、展開が素敵です！！これからの2人が楽しみですっ！応援してます！頑張ってください！！ʕ・̀ω・́ʔ✧ (2021年11月16日 17時) (
レス) @page25 id: 1a619cef46 (このIDを非表示/違反報告)
小川優(プロフ) - 好きなんだが？？？？？ (2021年11月14日 9時) (レス) @page20 id: 1ba1957d47 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みゆぅ | 作成日時：2021年11月10日 18時
