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『…帰ろっか』
爆豪の気持ちが分かって少しホッとした気がする。それだけで嬉しくて何も言わない爆豪と並んで寮へと帰っていれば突然腕を掴まれた
「……A、俺はお前が好きだ。」
「付き合ってくれねぇか、俺と」
顔を少し赤くしながら爆豪ははっきりとそう言った。
赤い瞳は私をしっかりと捉えて離さない。
『…爆豪のことが好きです。』
『私でよければ付き合ってください』
嬉しさと緊張で喉がヒュッと締まる。なのに全然苦しくない、
「…アホか、Aがいいんだよ」
爆豪はそう言って私をギュッと強く抱きしめた。
「……なんかすげぇ幸せだわ」
爆豪は私の肩に顔を置いてそう呟くからダイレクトに鼓膜に届いて心臓に悪い。
『うん……私も。爆豪、心臓うるさいね』
身長差的に爆豪の胸の位置に私が居るから爆豪の心臓の音がしっかりと聞こえて爆豪もドキドキしてるんだ
「悪かったな、余裕なくて」
『余裕ある方が不安になる』
「……そーかよ」
爆豪はそう言って私の体を離すと手を握って歩き始めた。私よりも大きくてゴツゴツした手が優しく包んで指が絡まる
『…なんか恋人っぽい』
「……やっとなれたんだからいーだろ」
別にダメなんて言ってないのに。
───────
相澤「時間外に許可なく外出……加えて異性不純交遊か？」
寮に戻ると外に不機嫌そうに立っていた相澤先生が私達を見てそう言った。
「んなんじゃねぇよ、手くらいいーだろ」
相澤「……まぁ、健全にやれよ」
「ったりめーだ、大切にし殺すわ」
爆豪の言葉に私が顔を赤くすれば相澤先生は溜息をついて原稿用紙を私たちに渡した。
相澤「異性不純交遊はないみたいだが、時間外に許可なく外出した件については反省文だな。俺からの祝杯だ、ありがたく受け取れ。おやすみ」
相澤先生はそう言ってヒラヒラと手を振りながら教師寮へと戻りながら9月までに書いておけよ。とダルそうに言った
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mei(プロフ) - オリフラたってますよ！とっても良い作品！！どうか続きを…… (2022年4月26日 22時) (
レス) @page20 id: b5f626851a (このIDを非表示/違反報告)
鈴蘭 - オリジナルフラグたってますよ…！とてもいい作品なのに正当な評価がされなくなっちゃいます！気づいてー！ (2021年11月22日 6時) (レス) id: d99c906f1a (このIDを非表示/違反報告)
らい - おりふらたってますよ (2021年11月19日 2時) (レス) id: c704132556 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - オリジナルフラグたってますよ……！ (2021年11月19日 2時) (レス) id: 1f4f011eda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みゆぅ | 作成日時：2021年11月18日 22時
