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「 嫌な所を見せてしまって、すみません。」
駅までの車の中でマネージャーさんと少し話をした。
「 あなたはそのままで、罪悪感なんて感じなくていいんですからね。」
って笑ってくれるこの人は、
きっとタレントのメンタルケアもしっかりしてるんだろうなって思った。
『 、、ほんとに大毅、重岡さんは助けてくださっただけなんです。』
「 大毅でいいんですよ。幼馴染の女の子助けるなんて、誇らしいです。」
なぜか嬉しそうに微笑むマネージャーさん。
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「 結果、あなたは無事だったんです。本当に良かった。」
なんて優しい事を言ってくれるんだ。
私が罪悪感を感じないように話してくれてる。
助けてもらって、椎木さんから離れられたことに喜んでいいのかなって思えた。
『 、、ありがとうございます。』
「 、、ただネットだったりワイドショーは見ないでください。
きっといい思いはしませんから。」
ふわふわしたマネージャーさんが、割と真顔で言うから
少し怖くなった。
そんな空気を察したのか、
また笑顔で
「 大丈夫ですよ。」
って言ってくれた。
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桃果(プロフ) - いつも作品を大変楽しく拝見しております。ここからどう転ぶのか…展開もとても気になります…!次の更新もとても楽しみにお待ちしております! (2021年5月14日 18時) (レス) id: b698749fb3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まる。 | 作成日時:2021年4月10日 13時