幼馴染がアイドルらしい。 (ページ12)

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シャワーを借りようとしたら、

浴室に昨日来てた部屋が干してあることに気付いた。

今来てる部屋着みたいなのは大毅が着替えさせて
くれたんかなって思うと、少しさっき怒鳴ったのを反省した。

普通、男の人にタクシーから運んでもらって着替えさせてもらって。

朝起きたら隣におるなんてさ、

どきどきするのが普通なんやろうな。

ファンの子からしたら、

嫌やろうな。

昨日のことが、また申し訳なく感じる。

大毅はこれからどうなるんやろうか、って不安で不安で仕方ない。

シャワー浴びて適当に化粧してたら、時刻は8時半。

すやすやと寝てる大毅を起こす時間。

『大毅、時間やで～。はよ起きて。』

全然起きねえ、さっきは一言で返してくれたのに。

ちゃんと一人暮らしできてるん？

『だーーーいーーーーきーーー！！！』

重「、、、うわあなんでお前おるん！！！」

『、、何寝ぼけてんの。』

重「、、、あー。うん、そっか、おはよ。」

なんか意味不明に寝ぼけたと思ったら、

謎に自分に何かを言い聞かせたように納得しだす。

なんなんだ、寝起きのこいつは。

『ほら、おはよ。』

次はなんか私をじーーーーっと見ている。

え、なに。

『、、なに？』

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重「、、綺麗なったなあ。」

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まじで寝ぼけてんのか、こいつは。

『そりゃ、大人になりましたし。』

重「おー、シャワー浴びてくる。」

と、浴室に向かう大毅。

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頬が少し熱くなったのは、

昨日殴られたせいだからだと思う。

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