検索窓
今日:1 hit、昨日:3 hit、合計:12,545 hit

狸寝入り___《沖田 総悟》 ページ4

夜中の3時


『ふぁ〜』


口を大きく開け、あくびをする

あくびは背伸びしながらやんのが1番気持ちいな

そんなことを考えながら

手に持っている報告書に目をやる


『ったく、総悟のやつ

報告書押し付けやがって

よし、ぶっ殺そ』


と、角を曲がり2つ目の部屋の前に立った

総悟の部屋だ


『はぁ〜ん

寝てやがるな、アイツ』


真っ暗な部屋

それと、微かに聞こえるいびき

ふっざけんなよ…

ガチでぶっ殺そうかな…(※コレはいたずらの意味)


スーッ


そっと襖を開け

どーやって殺そうか(いたずらするか)考えながら入った


「ぐぅ〜ぐぅ〜」


と、小さないびきをかいて寝ていやがった

寝顔を見ると余計に腹が立って

何かいたずらするのに丁度いいのは…

と、当たりを見渡し、机に置かれていた筆に手を伸ばす


『っしゃぁ、総悟く〜ん

可愛くしてあげますね〜っと』


小さな声でそう言った後

筆を総悟の顔に付けようとしたその時


パシッ


『んえ?』


筆を持っていたほうの腕を掴まれ勢いよく引っ張られる

総悟の胸板辺りに倒れ込んでしまった


『え、そう、ご…?』

「よぉよぉ、Aさんよぉ

男の寝床で何してんでさァ」


そう言いながら上半身だけ起き上がらせてきた

その反動でうつ伏せの状態から仰向けになった

もちろん腕はまだ捕まった状態


「……」

『……』


沈黙が続く



総悟side


「……」

『……』


沈黙が続き、俺を見るAの瞳がきれいで

見とれてしまっていた


「…なぁ、」

『…な、なんだよ』


少し不貞腐れている顔に

興奮するような感情が脇溢れてきて

俺は_____…


『…そ、うご…?』

「っ!!」


いつのまにかAの顔が真ん前にあった

俺は慌てて後ろに仰け反る

俺は、何を…


「わりぃ、」

『あぁ、いや、大丈夫だ』

「早く部屋戻れ」


このままじゃ危ない気がして

掴んでいた腕を離し

早く部屋に戻れと言う

だが


『いや、お前、』


まだ何かあるのかAは口を開く


『顔真っ赤だぞ?大丈夫か?』


と、言って

下から顔を覗き込んでくる


「っ!!!」

『うわっ!』


Aのちいせぇ頭を掴み

顔を寄せ

唇めがけ迫っていく


『ンッ、ンンン〜〜〜!!』


ガンッ


そこからの記憶が無い

だが、顔を真っ赤にしたアイツの顔が

しっかり俺の能裏にこびり付いている


「いつかぜってー、


喰うからな__


A」





☆沖田君最初のほう理性あったのにねぇ…A君気を付けて!

因縁相手?___《桂小太郎》→←目の保養___《坂田 銀時》



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (38 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
58人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 男主 , BL
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆーふぅ | 作成日時:2019年7月20日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。